ショスタコーヴィッチ ヴァイオリン協奏曲 第1番 リサ・バティアシュヴィリVn ジンマン指揮 NHK交響楽団 [音楽]
BS2で第1637回N響定期公演を録画しました。写真はイメージです。
前に書きましたN響アワーのジンマン指揮のシューベルトの第8番の前の演奏を聴くためです。
一昨日、シューベルトまで通してじっくり聴いてみました。
リサ・バティアシュヴィリのVn素晴らしいです。ショスタコーヴィチのVn協奏曲ははっきり言って私好みの曲ではありませんが、上手い、音が良い、ジンマンの指揮も良いので最後まで聴かせてくれました。ちなみに使用しているVnは日本財団から貸与されているストラディバリだそうです。
ショスタコーヴィッチとシューベルトを続けて聴いて見ると、2曲の対比で、ますます前に書きましたシューベルトのえもいわれぬ恐ろしさを感じました。
Vn協奏曲の少し重く陰鬱な感じがシューベルトで長調により開放されそうでいてどこか開放されない様な感じで空恐ろしさが一層増した感じがしました。
ジンマンがこれを計算していたなら凄い指揮者だと思います。
この演奏会は1月のN響定演ですが、まだ早いですが、今年1年のN響の演奏会として私好みNo.1になる予感がします。
「バイオリン協奏曲 第1番 イ短調 作品77」
ショスタコーヴィチ作曲
(バイオリン)リサ・バティアシュヴィリ
「交響曲 第8番 ハ長調 D.944」 シューベルト作曲
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)デーヴィッド・ジンマン
~NHKホールで録画~
リサ・バティアシュヴィリのシベリウスとベートーヴェンのコンチェルトのCDを聴いて、なかなかいいなと思いました。
BS hiでも放送があるようなのて観ます。
by nyankome (2009-02-17 20:58)
ジンマンという指揮者、N響アワーで紹介されて、少し興味を持っています。
古楽器奏法というものが私にはいまひとつよくわからないのですが、ベートーベン全集などが評判になっているようですね。
N響アワーでは、ホルン奏者に「シューベルトの時代はホルンのFはあまり大きな音がでなかったから、大きくしないで」と言っていたように思いますが、作曲家にとっては実際はどうだったのでしょう。
楽器の特性によって曲を作っていた部分もあるでしょうが、その一方で、作曲家の頭の中には理想的な楽器があり、「Fが出しにくいことは知っているが、がんばっていい音を出してくれ」という願望があった可能性もあるでしょうし、難しいところでしょうね。
by tranquillo (2009-02-17 23:18)
nyankomeさん
私もBshiで再録画するつもりです。
by たこやきおやじ (2009-02-18 16:04)
tranquilloさん
古楽器奏法のこと私もよくわかりません。(^^;
今度先生に聞いてみます。
by たこやきおやじ (2009-02-18 16:07)