チャイコフスキー 交響曲第6番 「悲愴」 ドミートリ・キタエンコ指揮 NHK交響楽団 [音楽]
先週録画したN響アワーのキタエンコの「悲愴」を聴いてみました。写真はイメージです。
キタエンコこころの悲愴という副題が付いております。
キタエンコの「思い」がよく表現されていたと思います。甘美になりすぎず「悲愴」としては良い演奏ではないでしょうか。「こころの悲愴」というほどは迫り来るものは感じられませんでしたが。
気がついたのは、これはサントリーホールでの録画でした。NHKホールと比べてはっきりと音がちがいます。オーディオ風に言えば弦楽器のハーモニーの自然さ、コントラバスの低音の柔らかさやのびが良く、管楽器の音が空間に浮かび上がり、ティンパニーの音もつまった感じがありません。
同じN響の音なのでよくわかります。
たこやきおやじさんこんばんは、tranquilloです。
NHKホールは、私がまだ学生だった頃、一度だけ行ったことがあります。ブレンデルがブラームスの一番を弾くので聴きに行ったのですが、「味が抜けでてしまった煮干し」を食べているような味気なさでした。その後、二度と行っていません。
優秀な奏者がたくさんいる楽団だけに、こういうホールを使うのはお気の毒ですね。
by tranquillo (2009-02-20 22:14)
tranquilloさん
その様に感じるのは私だけでないことがわかり安心しました。(^^;
N響もサントリーなどでの演奏をもっと増やせば評価はもっと高くなるんではないかと思います。
by たこやきおやじ (2009-02-23 14:40)