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アレクサンドロ・クニャーゼフ [音楽]

旧聞になりますが、3月にBshiで録画しました、2007年ラ・フォル・ジュネ音楽祭の東京国際フォーラムで録画されたドボルザークの「チェロ協奏曲ロ短調作品104」を観ました。アレクサンドロ・クニャーゼフのチェロでドミートリ・リス指揮 ウラル・フィルハーモニー管弦楽団です。

写真は録画とは関係ありません。

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ドボルザークのチェロ協奏曲は今までにいくつか録画しておりますが、特に昨年書きましたミクローシュ・ペレーニのカルロ・リッツィN響との演奏が印象深く残っております。

クニャーゼフの演奏はペレーニの端正な美しい演奏と異なり、甘美でロマンチックと言ったらよいのでしょうか、しかし、しっかりとしたタッチで甘ったるさはありません。

私が、もし、あり得ないですが、ドボルザークの協奏曲が弾けるようになったらペレーニではなく、クニャーゼフの様な弾き方をするでしょう。それほど、クニャーゼフの演奏は私の心の周波数によく合います。

ボサボサ頭に不精ひげのオッサンですが表現される音楽は実にロマンチックです。あと、興味深かったのは、クニャーゼフの楽器です。ハイポジション(真ん中より少し上)の指板に2本横線が入っていました。明らかに押弦用の目印ですが、これはご本人が入れたのでしょうか、それとも楽器の前の持ち主が入れたものでしょうか。


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