天地真理の「水色の恋」でCDとレコードの音質を比較実験しました [オーディオ]
レコードとCDの音質については、以前少し書きましたが比較の仕方が曖昧だつたので
再度書いてみたいと思います。
私が今回天地真理のプレミアムボックスを買わずに、中古レコードを集めたのは、CDの
音質の問題があるからです。
「水色の恋」のレコードの音声をUR22mkIIでCDと同じ16bit/44.1kHzに変換してCD
(天地真理ベスト・コレクション)の「水色の恋」の音と比べてみました。非常によく似た
音になります。すなわち、低音が強調されてエレキベースがボアボアになります。ドラムの
音も丸くなり立ち上がりが鈍くなります。相対的に天地真理のボーカルの声は少し後ろに
引っ込んでややこもったような感じになります。
レコードのそのままの音は、ベースやドラムの伴奏楽器の音は控えめでよく締まった音
です。何よりも天地真理のボーカルが前に出て歌曲としてのバランスが大変良いと思い
ます。
(写真は全て他からお借りしました)
では、今度はレコードを24bit/192kHzに変換して聴いてみますと、レコードの音に
もの凄く近くなりレコードのコピーとして十分な音です。おそらく、私の推測では、
32bit/384kHz位になれば元のレコードの音と区別できなくなるのではと思っています。
すなわち、CDの16bit/44.1kHzではアナログ音声のデジタル化は不十分だと言うこと
です。24bit/192kHzがギリギリ最低ラインだと思います。
私はデジタルの理論は勉強していませんが、この実験で誰が聴いても明らかに分かると
思います。今日アナログレコードが見直されたり、ハイレゾが流行って来ているのは
当然だと思います。もし、プレミアムボックスが32bit/384kHzで出されれば私はすぐ買う
と思います。おそらくブルーレイディスクなどになってしまうと思いますが。(^^;
「あら、そうなの?」
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