宝の持ち腐れだったTKS-27を昇圧トランスにして天地真理を聴いてみました [オーディオ]
タムラのTKS-27を厚手の小型アルミケース(タカチ製)に取り付けて、ロータリー
スイッチで入力インピーダンスを切り替えられるようにして昇圧トランスにして、DENON
AU-320と交代させてみました。復活させたDENON DL-103LCで天地真理のLPを試聴して
みました。ファーストアルバム、オン・ステージ、小さな人生などです。入力インピー
ダンスは300Ωがベストでした。2次側の負荷はイコライザーの標準入力抵抗47kΩです。
DL-103LCはデジタル針圧計で2.50gです。何故もっと早く作らなかったのでしょう。
以前からほぼ完成していたのですが配線ミスが2箇所あり、それを直すのが面倒だったので
ほうってあったのです。後、負荷抵抗を何kΩにするか決めかねていただけでした。(^^;
今回47kΩそのままでしたが、マスターテープの音質に肉薄しているのではないかという
音になったと自画自賛しております。AU-320とは次元が違う音です。(^^;
何がどうと言うより、ヘッドフォンで試聴していて時々目の前にあるTANNOYから音が出て
いるのではないかと錯覚するようなスッキリと伸び伸びした音で、天地真理の歌声が浮き
上がった音楽空間が広がりダイナミックレンジも見事です。ヤフオクでTKS-27が現在でも
かなりのプレミア付きの高額で取引されているのがうなずけます。私のは秋葉原で昔新品を
定価で購入していたものです。
結果が大変良かったので、早速EL34ppでTANNOY DEVONでも聴いてみました。DEVON
の本当の実力がやっと出たと感じました。やはり、オーディオにおいて音源の音質は大変
重要であることを再認識しました。(^^;
ちなみに、DL-103LCとDL-103の違いは、DL-103LCの方が少し帯域が広がっている感じ
がします。私の好みから言うとDL-103LCの方が良いと思います。
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