天地真理の「オリムピック」 [音楽]
「政治ショー」付きの冬期オリンピックもたけなわです。(^^;
我が国最初の冬期オリンピックである札幌オリンピックのキャンペーン曲が「虹と雪の
バラード」でした。曲として大変良い曲で、名曲だと思います。以前にも書きましたが、
天地真理のファーストアルバム「水色の恋/涙から明日へ」のB面の3曲目に入っています。
天地真理のカバー曲としては、特筆すべき良い録音だと思います。
戦前は「オリムピック」と「ン」ではなく「ム」と表記されていたことが多いようです。
レコードの歌詞には「オリンピック」となっていますし、トワ・エ・モアも「オリン
ピック」と歌っています。
では、何故天地真理の歌は、1番の歌詞だけが「オリムピック」と聞こえるのでしょう。
私の勝手な推測ですが、おそらく、次の「ピ」を発音するための準備で少し力が入って
「ン」から唇を閉じてムの形から「ピ」を発音したので「オリ~ンムピックと~」の様に
聴こえるのだと思います。
この様な歌い方は音楽学校で習ったのかもしれません。
あと、この曲で特筆すべきは伴奏の編曲です。ドラムをうまく使い、高揚感がある編曲に
なっていると思います。これも、オリジナルのものより良いと思っています。
上の写真のような「可愛い真理ちゃん」が、こんなにもドラマチックに曲を歌えることに、
天地真理の歌手としての実力を感じざるを得ません。(^^;
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