天地真理を聴くために、またイヤホン買いました [オーディオ]
天地真理のレコードをデジタル化した音声を、スマホで手軽にかつ高音質で聴ける様に
できるかが、現在の「研究課題」です。(^^;
(写真は全て他からお借りしました)
ヤンセンとブロンフマンのところで少し書きましたが、エレコムの安いイヤホンを買って
みて、最近のものはよくできていると思いました。調子に乗って、少し高いものはどうだ
ろうとソニーのMDR-EX650をアマゾンで買ってみました。エレコムの10倍以上の値段で
した。今度はカナル型です。
スマホは3.8Vリチウムイオン電池なので、周波数特性は良いのでしょうがエレキベースや
ドラムの低音の立ち上がりが鈍っている感じです。このイヤホンは低音の鈍りを量感で
補っている感じになりますが、全体としては大変綺麗な音です。ソニーのスマホにはソニー
のイヤホンが合うのでしょうか。
エレコムの全体にストレートな音の出方と比べると、何か人工的に作られた様な音です。
しかし大変聴きやすい音で、スマホの音質に合っているように思えます。
マランツのアンプで聴くとこの傾向がはっきりと分かります。ソニーは低音が少し膨らんで
ティンパニーやコントラバスの音が量感は有りますが不自然です。しかし、中高域は大変
滑らかで綺麗です。
エレコムは低音から高音までストレートに音が出ている感じで、音の立ち上がりも良くて
ティンパニーやコントラバスの音が自然な音で、クラシックに合うと思います。また、
オープンエア型なので音場の広がりがカナル型より広いので、オーケストラの曲に向くと
思います。
以上から、スマホで天地真理を聴くときはソニーのMDR-EX650が適しています。マランツ
のアンプでクラシックの録画等を聴くときはエレコムEHP-I3510がよく合います。また、
エレコムは音圧感度が98dB/mWで、ソニーは107dB/mWなので、感度が高いソニーの方
がスマホのドライブ能力に合っていると思います。エレコムはAC100Vを使うちゃんとした
アンプで使う方が性能が発揮できると思います。
以上、試聴にはマランツでは今年のウイーンフィルニューイヤーコンサートの録画をハイ
レゾ強で使いました。スマホは24bit/192kHzで天地真理のレコードをデジタル化したもの
を使いました。
イヤホンは、いずれも少なくとも10時間以上のエージングを行ってから試聴しました。
ここに書いたのはイヤホンのあくまで相対評価です。ソニーのヘッドフォンMDR-CD900ST
と比べると音場空間やダイナミックレンジの再現性はヘッドフォンの方が遥かに良いです。
イヤホンはどうしても箱庭的な音場空間になってしまいます。数万円もする高価なイヤホン
は、どうなのか分かりませんが。(^^;
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