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天地真理の「思い出のセレナーデ」は寂しい曲なのでしょうか [音楽]

「恋する夏の日」、「空いっぱいの幸せ」、「恋人たちの港」、「恋と海とTシャツと」

に続いてこの曲「思い出のセレナーデ」を当時聴いたときは、「元気で笑顔の可愛い真理

ちゃん」は何処へ行ってしまったのかと思いました。(^^;

学生時代はこの曲あたりから私は天地真理の曲を聴かなくなりました。この曲の後の

「木枯らしの舗道」もそうです。

(写真は全て他からお借りしました)

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しかし、現在の私はこの曲は大変良い曲であると思っています。レコードを聴き直すと、

マイナーのバロック調のピアニスティックなメロディーが、心を打ちます。ただ、この

曲は、別れた「あなた」への強い「思い」は綴られているのですが、それがどうなるのかは

曲を聴いただけでは分かりません。

「水色の恋」では「いつまでも私の思い出に」と言う事で「あなた」を思い出として解決し

ています。

「あなた」は「ファンである私」(^^;なのですから、この曲の「なぜにいまはとどかな

いの」という真理ちゃんの思いが、何時になったら私の胸に届くのだろうかと、旋律的に

も、歌詞的にも、解決しないもどかしさが当時は残りました。

現在はそんな事はどうでも良いことで、この曲は聴けば聴くほど味わい深い曲で、天地真理

の歌唱力も優れたものを発揮していると思います。


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