1972年製河野8号復活させました [クラシックギター]
私が一浪の末やっと大学に合格したので、合格祝いに買ったものです。当初15号を買って
よいということだったので、親から貰った15万円を握りしめて当時渋谷にあったギタルラ
社に行きました。魔笛の主題の頭の部分で試奏して、最も高音が良い感じの物を選び抜き
ました。15号でなくてもよいと感じた8号を見つけたのです。(^^;
一浪して、大学も無理を言って(通えば通えたのですが)下宿させてもらうことにしたの
で、残りの7万円は親に返しました。(^^;
大学の4年間は勉強せずにこのギターを弾きまくっていました。(^^;
恐らく25年くらい前だと思いますが、サドルを自分で調整した時に削りすぎて①弦がビリ
つくようになってしまい、それ以来ケースに入れっぱなしでした。今回、また少しギター
を再開して、はたと河野の事を思い出しました。
大変かわいそうな事をしてしまっていると思い、修復してやろうと思いました。
アマゾンで、牛骨のサドルとナット2個ずつ入りで600円の安いものを取り寄せて、早速
サドルを紙ヤスリで削って、装着しました。前は適当に削っていたのですが、今回はきち
んとやり方を調べて、12フレットの①弦が3.0mm⑥弦が4.0mmの標準的な弦高に調整し
ました。弦はプロアルテのハードが余っていたので張ってやりました。学生時代から河野
には、オーガスチンの青を張っていたので、ハードテンションが合うと思っています。
一応完動状態になりました。
ベラスケスとは対照的な音質です。
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