イエペスのバッハを聴く [クラシックギター]
また、頂き物のレコードですが。(^^;
このレコードは何故か頂いてから一度も聴いていませんでした。レコード棚に埋もれて
いました。10弦ギターによるバッハのリュート組曲集としての歴史的名盤と言えるで
しょう。イエペス渾身のバッハが聴けました。もっと早く聴いていれば良かったと思い
ました。バッハでもセゴビア的な演奏が好きな私ですが、イエペスの淡々と弾くバッハ
には聴き入ってしまいました。音楽としての完成度の高さを感じました。
(写真は全て他からお借りしました)
それにしても10弦ギターで弾くバッハは、6弦ギターしか持っていない私を嫉妬させる
程深みのある良い響きがします。(^^;
私は、楽譜は全曲は持っていなかったはずなので早速下の楽譜を発注しました。Enriqueさ
んも持っておられるようなので、とりあえず現代ギターの増刊号版を買ってみることにしま
した。BWV1006aと998は、以前から練習を少し始めましたが、他の曲はやるつもりはあり
ませんが楽譜は見ておきたいと思いました。
下も頂き物のレコードですが、バルエコのBWV997と1006aと聴き比べてみました。
バルエコの演奏も悪くはありませんが、私にはステージ映えする「ギタリスト」のバッ
ハに聴こえます。イエペスはまさにギタリストなのですが「リューティスト」を思わせ
ます。何か訳のわからない感想になってしまいました。(^^;
イエペスは実際バロックリュートでも弾いていますね。当時まともにリュートでリュート組曲を弾けるリューティストがいなかったので,イエペスはにわかリューティストになりました。
バルエコのバッハには衝撃を受け,ギターを再開するきっかけとなりました。
by Enrique (2019-04-15 16:51)
Enriqueさん
私も、25年位前の東京文化会館のコンサートのテレビの録画でBWV1006aを聴いてから一回目の再開でベラスケスを購入しました。(^^;
上のレコードはバルエコ29歳の時の録音です。東京文化会館の時は40歳ちょっとぐらいのはずです。東京文化会館の演奏の方が遥かにこのレコードより優れていると思います。年の功でしょうか。
イエペスのバロックリュートのレコードもアルヒーフ盤で出たようですね。機会があれば入手してみたいと思います。
by たこやきおやじ (2019-04-15 17:37)