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現代ギター11月号 バッハ「超」実践講座[8] BWV996 [クラシックギター]

現代ギター11月号です。なんと表紙が福山雅治です。映画の中の「大聖堂」等の曲は

ご本人の演奏だそうです。驚きです。(^^;

松尾俊介のバッハ「超」実践講座がBWV996のプレリュードに入りましたので購入しまし

た。昔から大変好きな曲の一つです。

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松尾俊介先生の「運指」と「編曲」をざっと見てみました。6弦Dで、原典版準拠バッハ・

リュート作品全集の譜面にに準じています。少しだけ演奏不可能な音を変えています。

私が持っている他の2種類の楽譜は6弦Eでレをオクターブ上げて、和音の音符を一部省略

したものです。原典版よりかなり弾きやすくなっています。松尾版の運指6弦以外はさほど

違いは感じません。私がこれまでに参考にした楽譜と比べると弾きにくい、難しい譜面にな

っています。少し弾いてみてこの楽譜で練習するか考えたいと思います。しかし、アルマン

ド以降は6弦Dはあまり出てこないので、松尾先生はどうするのか注目しています。アルマン

ドやブーレを今更6弦Dで弾くのは少ししんどい気がします。(^^;


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Enrique

小説で話題になっていましたが,こんどは映画化ですか。
福山のギターは話題性十分ですね。これで人気が出て,第何次かのギターブーム到来となれば良いですが。。。
BWV996はまるでギターのための曲の様です。私もギターで弾くバッハのリュート組曲の中で一番好きかも知れません。
おっしゃるように,6弦=Dは私もアルマンドでは許容できますが,他はE調弦で良いと思いますね。せっかく弾きやすいホ短調なのですし。
by Enrique (2019-10-27 11:58) 

たこやきおやじ

Enriqueさん

クラシックギターは、今やごくまれに「NHK」で放送される事があるくらいなので、人気絶大な福山雅治の主演映画で「流れ」が変わるといいですね。
(^^;
所で、EnriqueさんはBWV996の楽譜はどんなものをお使いでしょうか。参考までに教えて頂けると嬉しいです。(^^;

by たこやきおやじ (2019-10-27 12:42) 

Enrique

リュート作品の紙の楽譜は以下のものです。
現代ギター社の1980年頃の別冊,
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2010-01-14
近年出た同社のもの,
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2012-11-15
同社の田部井編,
Ariel出版のJerry Willard編です。
あと阿部編もありました。
996だけならば他にもあったかも知れません。
田部井編でレッスンを受けたのですが,運指を変えたいときなど,他の編曲・運指を参考にするためWillard編を用意しました。
当然原譜を参照するのが良いですが,この曲はバッハの自筆が存在しないので,最も古いGerberの手稿を参照します。かつての現代ギター社のものにはこれを含む全リュート曲の原譜や伝わる手稿譜のファクシミリが本文に掲載されていました。現在では"Bach Digital"で容易に入手できますのでありがたい時代になりました。
https://www.bach-digital.de/receive/BachDigitalSource_source_00004032
by Enrique (2019-10-28 07:49) 

たこやきおやじ

Enriqueさん

有難うございます。参考にさせていただきます。


by たこやきおやじ (2019-10-28 13:53) 

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