EH-300Bpp [オーディオ]
旧ノグチトランスの電源トランスPMC-170は、ネット上で定格近くまで電流を流すと発熱
が大きいとマニアの方が書かれているのを見たことがあります。そこで、少し実験をして
発熱の具合を調べようと思います。これまで、配線途中で放っていたのですが、実験で発
熱がひどければ特に300Bの動作点を見直さなければなりません。昔のタンゴトランスでは
あまりこんな心配は無いのですが。(^^;
今や真空管アンプ用の電源トランスは高価なので、適当な容量のトランスに買い替えるつ
もりはありません。何とかこのトランスを使いこなしてやろうと思っています。(^^;
(写真は数年前に撮ったものです)
勿論、トランスの実験に300Bを負荷として使うのは躊躇します。ロシア製といえどもペ
アーチューブで約3万円位しますので、セメント抵抗のダミーロードでやろうと思ってい
ます。
旧ノグチトランス、現ゼネラルトランス販売のPMC-170です。170mAの電流容量です。
下はダイオード整流版です。最終的には水銀整流管のHX83にするつもりです。増幅部は
ラジオ技術誌の記事通りですが、電源トランスが記事とは異なるので電源回路はアレンジ
しています。回路図は何時もBSch3Vで描いています。このフリーソフトの作者には感謝
しています。(^^;
上の300BのアンプでTANNOY DEVONを鳴らせる日は何時になるのでしょう。(^^;
(DEVONの写真は他からお借りしました)
なかなかトランス類も入手しづらくなっているのですね。
定格付近での発熱増加はコアロスのせいでしょうかね。
by Enrique (2020-01-26 10:03)
Enriqueさん
コアロスは鉄損の事でしょうか。鉄損は負荷に関係なく一定です。銅損は定格付近で鉄損の数倍になります。電源トランスの主な発熱は銅損によるものです。勿論トランス全体の発熱は銅損+鉄損です。(^^;
by たこやきおやじ (2020-01-26 13:25)
確かに,銅損は電流の2乗に比例しますから,定格付近で銅損がそういうことになるということは,定格の設定が過大ということで,まさかと思いました(タンゴ製はそういことは無かったとのことでしたので)。
銅損の増加が急激で鉄損のそれを上回るということですね。了解です。
by Enrique (2020-01-27 06:44)
Enriqueさん
コアロスをイメージされたのは、おそらく出力トランスのイメージではないでしょうか。(^^;
出力トランスは音質の関係から、挿入損失を抑えるために特に鉄損に注目します。
昔のタンゴトランス等はおそらく余裕を持った定格の値を表記していたのだと思います。(^^;
by たこやきおやじ (2020-01-27 11:03)