言葉のこと [日記]
今朝の日本テレビの「スッキリ」でアイヌ民族への差別表現があったとして謝罪放送して
いました。私は、アイヌ民族へのダジャレによる差別表現以前の問題として、テレビ局の
プロヂューサーやディレクターなるカタカナ語の肩書の人たちの、おつむのおめでたさが
気になりました。言葉や映像を商売にしているにもかかわらずです。
「おのれ幕府の犬め」、「犬畜生にも劣る輩、成敗じゃ」など時代劇で耳にする言葉です。
古くから犬という普通名詞を擬人化、比喩等で使う場合は相手を卑下、侮辱する意味があ
ります。ダジャレで使えば当然擬人化、比喩的になってしまうので、卑下、侮辱の意味を
感じてしまいます。アイヌ民族に対する差別表現の歴史を知らなくても、日本語の用法と
しては大変不適切な表現になります。生意気ですが、国語が苦手な私でもわかる事です。
最近の動物、ペット番組では「ワンコ」(幼児語?)などが多く「犬」という言葉はあま
り聞かなくなりました。(^^;
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