クリストフ・コワン シューベルト演奏会 [音楽]
NHKクラシック俱楽部で、古楽のクリストフ・コワンがエンドピン無しのチェロを弾いて
いる写真を見て録画してみました。Enriqueさんの所で話題になったのですが、私はこの
様なスタイルでの演奏を聴いた事すらありませんでした。(^^;
シューベルトの、ピアノ三重奏曲変ホ長調作品100を聴きました。
コワンのチェロはガット弦の様でした。チェロ本体から出る素直な音に好感が持てました。
やや乾いた音に私は聞こえましたが、エンドピンを付ければ潤いのあるふくよかな音になり
低音のボリューム感も増える事は想像できます。とは言っても私のイメージはスチール弦の
音を想像するしかありません。
ガット弦のエンドピン無しのチェロの音は、このシューベルトの曲に良く合っていると思い
ました。ヴァイオリンもガット弦で、ピアノはピアノフォルテでした。現代楽器と異なり、
誇張されたような音が感じられない質素な楽器の音色は、私に十分に音楽を聴かせてくれま
した。
お詫び; この記事は、先日誤って書きかけの状態で公開してしまいました。(^^;
アンサンブルでエンドピンを使うと,チェロだけ音が浮くので良くないと言っている人もいますね。エンドピンはモダンチェロの画期的な発明であったことは論を待ちませんが,近年の古楽ブームもあって,出来るだけ作曲当時の状態で再現したいという要望も大きいのでしょう。
by Enrique (2021-11-25 11:21)
Enriqueさん
私が習った先生は、弦楽四重奏の時はスチール弦、エンドピン付きでしたが、大変軽く柔らかいボウイングで弾いていたと思います。明らかに独奏の時とは違っていたと思います。
ヴァイオリンやチェロのガット弦での演奏はなかなか良いものだと、今回のピアノ三重奏で初めて感じました。(^^;
by たこやきおやじ (2021-11-25 13:20)