「ギター奏法のすべて」買ってみました [クラシックギター]
Enriqueさんからご紹介のあった「ギター奏法のすべて」現代ギター社を急遽買ってみま
した。まだ斜め読みしかしていませんが、新井伴典氏のアルアイレとアポヤンドの解説は
共感できるものが部分も有りました。私は昔からアポヤンドを使うのは音楽表現において
奏者が音質、音色の変化が必要だと思った時に使うものだと思っています。「メロディー
はアポヤンドで」という言葉も昔何かで聞いたか読んだかした記憶があります。私は奏法
技術よりも奏者の音楽的表現として、この様に決めつけるのはおかしいと、学生の頃既に
思っていました。テナントの本でも見た「プランティング」も少し解説が載っていました
が、私は昔から無意識にやっていたことに気が付きました。
私としての新発見は、ハーモニクスです。自然ハーモニクスは、以前から12フレット以外
ではフレットの真上ではうまく鳴らないと感じていました。この本で初めて納得しました。
訂正;上記は錯誤でした。既にEnriqueさんのブログで以前読んでいたことを完全に忘れて
いました。(^^;
私の様な独学者にとって全般的には、ギターの演奏技術の再考、再確認として大変有益な本
であると思いました。改めてEnriqueさんに感謝しております。(^^;
ハーモニクスに関しては,当方もブログ初期から何度か記事にしています。「有名な人の出版書に書いてあれば信じる」という方は少なくないようですネ。
こちらの記事は,初期のものですが数字も出しています。
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2010-06-27
この一連の記事はギターのフレッティングに関しては,少なくともどの日本語の書籍よりも詳しいはずです。
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2011-12-30
以前も,「それはどの本に書いてあるんだ?」と聞かれましたが,当方が自らの興味に基づき独自に調べているので,どこかの本から引き写したりしているわけではないので困りました。本には書いてないというと,ならば信じられないと。本を使ったのならば,その旨書きます。
以下のものは今年の記事でした。てっきり自明の事かと思っていました。
たこやきおやじさんのnice!も見えます。
https://classical-guitar.blog.ss-blog.jp/2021-02-11
by Enrique (2021-12-14 20:15)
それと,
共感できることに納得されるのは良いのですが,それは既に出来ていることですので,曲で言えばむしろ弾けているところです。弾けないところをどうするかが課題ですので,むしろ「よく判らんぞ」というところのほうが大事な点だと思います。そういう点が無いと言うことであれば,敢えて読む必要も無いと思います。
by Enrique (2021-12-14 20:35)
Enriqueさん
すみませんすっかり忘れておりました。10か月前に読んだことが覚えていられれば、暗譜ももっと出来るのですが。(^^;
by たこやきおやじ (2021-12-14 20:38)
Enriqueさん
ここで「共感」という言葉を使うのはあまり適切では無かったですね。解説の中に勿論疑問点もありましたが、この辺の事はもう少しよく考えてからどこかで書くつもりです。
by たこやきおやじ (2021-12-14 21:00)