ワルター モーツアルト ピアノ協奏曲第20番 [音楽]
1937年5月の録音です。ワルターが自らピアノを弾いて指揮もしている珍しい演奏です。
オーディオ的に音質をうんぬんしても仕方のない古い録音ですが、ワルターの音楽に十分
浸れるレコードだと思います。
1938年にはスイスに逃れ、1939年にはアメリカに逃れているので、戦前のウイーンフィル
での最後位の録音だと思います。
(写真は他からお借りしました)
ワルター自身のピアノ演奏を聴くと、指揮者としての音楽性もよりよく理解できると思い
ました。私が最も好きな指揮者であると再認識した次第です。(^^;
ワルターのレコードは、戦後のステレオ録音になったCBS盤ばかり聴いていますが、
古い録音にも優れた演奏が多いと思います。
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