なぜ天地真理の歌とクラシック音楽を同列に書くのでしょう [日記]
クラシック音楽も天地真理も私にとっては同時に聴き始めたからです。やはり、音楽を
本格的に聞き始めたのは、昭和46年の浪人生活をくぐり抜けて翌昭和47年にやっと
大学に合格してからです。また、高校卒業の時には恥ずかしながら初めての「失恋」を
経験しました。大学の合格発表の掲示板を見てからパッと世の中が明るくなった気がしま
した。昭和47年2月1日に「小さな恋」が出て合格発表の頃にはテレビから流れてい
ました。ですから、私が最初に買ったアルバムLPは昭和47年6月に出た「小さな恋/
ひとりじゃないの」からなのです。
天地真理いいな~。(^^;本当は1歳年上のお姉さんだったのですが、当時は天地真理
の年齢は1歳サバを読んで、私と同い年と書いてありましたので私の「恋心」に一気に火
をつけられてしまいました。そして、テレビやレコードジャケットやポスターの写真の
「2次元」の天地真理に「恋」してしまったのです。(^^;
それから大学卒業までに、計7枚ほどのLPを買ったのです。
当時は理工系の学生がもてはやされて、さらに理系の学生はクラシックファンが多いと
いう都市伝説みたいなものがあったので、私のエリート意識もちょっぴりくすぐられて、
クラシックのレコードも買い集めるようになりました。貧乏学生とはいえ、今から見れば
授業料はタダみたいなものでしたし、家庭教師のアルバイトでかなり自由になるお金は
ありました。それでも、当時タバコが80円~100円くらいで、LP1枚2~3千円の
時代でしたからそんなに次々と買える訳はありません。私が今クラシックのレコード
をかなり沢山持っているのは、後に音楽関係の知人や友人がレコードからCDに乗り換える
時にあちこちから頂いた物が多いのです。(^^;
学生時代は、天地真理とクラシックのレコードは分け隔てなくどちらも熱中して聴いてい
ました。今でも同列のもので、歌謡曲だからクラシックだからという偏見はありません。
天地真理の歌はクラシックの名演奏にも匹敵するものだと思っています。(^^;
音楽に貴賎はありません。いい、悪いではなく、好きか、嫌いかで良いのではと思います。
(私の歌謡曲とは当時のフォークやGS以外は演歌も含めてみな歌謡曲と思っています。)