天地真理の後に聴くムラビンスキー/レニングラードのチャイコフスキー「交響曲第5番」 [音楽]
私の最も思い出深い天地真理のアルバムは、勿論学生時代に初めて買った「小さな恋/
ひとりじゃないの」です。このレコードでヒット曲だけでなくオリジナル曲の魅力にも
引き込まれたのです。
9年くらい前にムラビンスキーはショスタコビッチの5番1枚しか持っていないと書きまし
たが、チャイコフスキーの5番も持っていました。(^^;
私が持っているチャイコフスキーのレコードの中で好きな演奏の一枚です。DL-103で聴い
てみました。昇圧トランスはタムラTKS-27、アンプは真空管プリが旧三栄無線のキット
PR-100。そして作ったばかりの真空管ヘッドフォンアンプです。
上のレコードを買ったのは、一浪の後やっと大学に入った1年生の時でした。当時を思い
起こすと大変感慨深いものがあります。天地真理病第一期発症です。(^^;
ムラビンスキーはロシアの指揮者としては好きな指揮者の一人です。最近ではワレリー・
ゲルギエフに注目しています。このチャイコフスキーの5番は真空管ヘッドフォンアンプ
で最初に聴くクラシックです。オーケストラの微弱な漂うようなピアニッシモから最強奏
まで素晴らしい演奏です。オーケストラの各楽器の定位が大変良いです。
第4楽章で後半行進曲風になってトランペットが高らかに鳴るところがたまりません。
このレコードも学生時代からよく聴いていた一枚です。
天地真理とチャイコフスキーのロマンティックな曲はよく合います。(^^;