天地真理は「不器用な女」なのでしょうか [音楽]
昭和55年9月発売このシングルは22枚目で、23枚目の最後のシングルは昭和58年2月
「私が雪だった日/今は思い出」でした。
もうこの時期になると、真理ちゃんはどんな気持ちでこのレコードの録音をしたので
しょう。私はサラリーマン4年目で、毎晩のように飲み歩いていました。クラシックも
滅多に聴かなくなっていました。ましてや、真理ちゃんの存在すら忘れ去っていました。
大変不義理なファンであったと反省しています。(^^;
真理ちゃんも、ひょっとして不器用な女(ひと)だったのかもしれません。今更こんな事
を言っても意味がありませんが、不器用でも良いのでもう少し活躍してくれたら良かった
のにと思います。(^^;
シングルレコードを聴く限り、デビューシングルからずっと真理ちゃんの歌い方は変わって
いません。曲想は色々変化はありますが、全て「あの」歌い方です。でも「あの」歌声だ
からこその「天地真理」でありえるのです。そんな事を考えていると私には、少々複雑な
思いが湧いてきます。もう「歴史」の一ページである事を忘れてしまいます。
今日、この曲を聴くと何かやりきれない寂しさを感じるのは私だけでしょうか。(^^;