微細構造定数に想う [お勉強]
フィールズ賞を受賞したこともある、イギリス人数学者のアティヤ先生が「微細構造定数」
を導出し、ついでに「リーマン予想」も証明したとネット上に出ています。私なんぞには
真偽のほどは解る訳はありません。
この定数は、あのファインマン大先生をして「神の手で書かれた」「魔法の数」と言わしめ
た1/137という数字です。(137の小数点以下は四捨五入です)式で書くと下記のようにな
ります。次元(単位)の無い数字です。ファインマンは、この数の精密な測定はできるが、
ダンスに例えて、この数を導き出す「舞の手」がわからないと言っています。
私が以前読んだ電磁気学の本の中の式にも出ていましたが、単に計算が簡単になるように、
うまく組み合わせて出来た数値だと思っていました。(^^;
既知の物理定数を組み合わせた式の「舞の手」とはいったい何なのでしょうか。
アティヤ先生が、ファインマンの言う「この数を導き出す舞の手」が本当にわかったの
なら、ノーベル賞ものだと思います。物理学、数学が進歩することを期待しています。
(^^;