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ギターでバッハの「チェロ組曲第3番」を弾くために? [クラシックギター]

バッハのチェロ組曲は、第1番がギターではよく弾かれるようですが、私は第3番が好き

です。やはり、カザルスのレコードの影響だと思います。この曲を一番よく聴いていると

思います。チェロの楽譜も持っています。ギターでもカザルスのレコードがお手本です。

イ長調のアスピアス、サダノフスキー、ドゥアルテ版と、そのほかアイスランドの

Thorlakssonという人のPDF版を持っています。ト長調は下の写真のイェーツ版です。

イ長調ではサダノフスキー版が比較的弾きやすいです。まだ弾けませんが、他の楽譜も

参考にして、私が弾きやすい様に自分で「編曲」しています。(^^;

一方、ト長調のイェーツ版はアマチュアの中級でも練習すればなんとか弾けると思い

ます。長い曲なので少しでも楽に弾けないとアマチュアではなかなか最後までたどり着け

ません。

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サダノフスキー版は、低音の付加がイ長調の他の版より少し弾きやすくなっています。

しかし、このブログで10年前に少し触れてその後積ん読になっていた、イェーツ版のト長調

はもっと弾きやすですが、他がイ長調なのに何故ト長調なのかとこれまでは異端視していま

した。また、リュート的な響きが好きな私としては、イ長調の方が響きが良いと思います。

そもそもチェロ組曲の原曲の楽譜には、ギター編曲版にある低音は当然ですがありません。

しかし、この低音の付加が無いとギターでは物足りない曲になってしまいます。そして、

これが演奏を難しくしているのです。編曲者の腕の見せどころなので仕方ありませんが、

アマチュアにとっては必要悪と言えると思います。(^^;

いつか弾けるようになるために、ぼちぼちと練習していこうと思っています。

本当はチェロで弾きたかったのですが...........。(^^;

ちなみに、以前にも書いたかもしれませんが、セゴビア版の「シャコンヌ」はバッハのギタ

ーへの編曲としてはチェロとヴァイオリンの違いはありますが、最高傑作のひとつだと私は

思います。

アマチュアがまともに弾くには大変難しいですが......。(^^;

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