ジュリアーニ「ソナチネ第3番」op.71弾いてみました [クラシックギター]
この前「星に願いを」でdimコードすなわち減三和音を話題にしました。Enriqueさんの
ご指摘があったので弾いてみたくなりました。全音の、阿部保夫編古典ギター名曲全集3
に載っていたのはすぐに気が付いたのですが、イタリアのVincenzo Saldarelli編の楽譜も
出てきました。何時買ったのか全く記憶がありません。ヤマハのインデックスラベルが貼っ
てあるので、銀座ヤマハで買ったと思います。他に「大序曲」op.61や「大ソナタ エロイ
カ」op.150さらに「ロシニアーナ第1番」op.119等が同じ出版社の物で出てきました。
ブリームのレコードの影響で「大序曲」は学生時代練習していました。(^^;
楽譜が現代ギターの切り抜きだったので、ちゃんとした物を買い求めたのだと思います。
(勿論まともには弾けませんでしたが)そのついでに「ソナチネ第3番」等その他の楽譜も
購入したのだと思います。
ところで、減三和音が入っている「ソナチネ第3番」の曲での雰囲気は「星に願いを」
の様な特別な雰囲気は感じません。楽譜をよく見ると「星に願いを」はイ長調でF#dimの
ファ#・ド・ミ♭の3音の和音の上にメロディーがシ・ラ・ソ#・ファ#と乗っかって
います。このメロディーとF#dimの減三和音が合わさって幻想的な雰囲気を醸し出している
ようです。気が付くのが少し遅かったです。(^^;
阿部保夫編は解放弦を有効に使ったオーソドックスな編曲で弾きやすいです。Saldarelli編
は少し凝った運指の編曲になっています。