Delcamp先生!何故? [クラシックギター]
Delcamp版バッハのBWV996「リュート組曲第一番」のブーレの後半部分です。リピー
トの後のバスのソ、ファ♯がオクターブ上がっています。⑥弦で弾ける音をわざわざオク
ターブ上げた意図は何なのでしょうか。弾けない音をオクターブ上げるのはギターとして
は致し方ありませんが、原典をわざわざ変えてまで、このオクターブ上がった所は音楽的
に良くなったのでしょうか。
現代ギターの原典版をよく見るとバスのソ、ファ♯、レのレは元々弾けないのでオクターブ
上げてあります。Delcamp先生はこれを意識したのでしょうか。この様に考えると、Delc
amp先生の編曲も一理あります。レがオクターブ上がっているのでその前のソとファ♯も上
げて”整合性”を取ったのでしょう。しかし、私はオクターブ上げない方が好きです。
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