天地真理 昭和のアイドルで終わってしまうのでしょうか [音楽]
今日尚、天地真理のこのようなCDの曲集が販売されているのは喜ばしいのですが。また、
Amazonでも一部の曲がmp3でストリーミング、ダウンロード購入できる時代になりま
した。(^^;
こちらは、完全な全曲集です。私はレコードで全て集めたので、悩んだのですがこのプレ
ミアム・ボックスは購入しませんでした。(^^;
私は天地真理を下の記事の様に「アイドル」と言う言葉でかたずけてしまうのは好き
ではありません。しかし、テレビの昭和歌謡史の様な番組では、アイドルと言う側面
ばかり強調されて、ヒット曲を歌う映像をチョット流すだけで終わってしまいます。
天地真理の歌手としての実力は、今回発売された「私は歌手」の選曲が物語っているよ
うに、ヒット曲以外のオリジナル曲やカバー曲にも聴くことができます。特に昭和51年
4月のシングル曲「矢車草」、昭和49年6月のアルバム「海と恋とTシャツと/恋人た
ちの港」収録のカバー曲「あなた」、昭和50年12月アルバム「ちいさな人生」収録の
オリジナル曲「レイン・ステイション」等は素晴らしい歌唱力で歌っています。
マリア・カラスを聴いた後これらの曲を聴いても決して引けを取りません。私の音楽観の
中では、天地真理とマリア・カラスは同列なのです。(^^;
天地真理の歌声は懐メロではなく「音楽」として残って欲しいと思っています。