ラメッレ イル・ボッロ 2020年 [グルメ]
この前のバローロ/プルノットに気を良くして、またイタリアワインを買ってみました。
今度は白ワインです。魚介料理に合うという事で、エノテカのお姉さんのお勧めでした。
これまで白ワインはブルゴーニュのシャブリ系を買っていましたが、イタリアトスカーナ
のラメッレはどんな感じでしょうか。実はこのところワインが続いていたので日本酒が飲
みたかったのですが、家内のリクエストなので仕方ありませんでした。(^^;

昨晩、家内の手料理で飲みました。シャブリより私好みでした。イタリアワインはどうやら
私好みの物が多いようです。(^^;
愛着というもの [クラシックギター]
私の1972年製河野8号は来年で購入から50年経ちます。今でも1995年製マヌエル・ベラ
スケスと日替わりで練習しています。家内は未だに名前を憶えていないので、私が練習し
ていると「新しいギターの方が、古いギターより音に深みがあり余韻も綺麗。全然違う。」
と言います。私としても当然の感想です。とは言ってもベラスケスが良いのであって河野が
悪いというわけではありません。
糸巻をGOTO/40G2000-2W-GGに、ナットをTUSQ PQ-6200-00に交換して弦高を⑥弦
12フレットを3.8mm⑥弦1フレットを約0.2mm?くらい、①弦12フレットを2.8mmに調
整してあります。サドルは河野オリジナルのままで弦高調整時に底面を少し削りました。
弦はオーガスチン/リーガル赤です。写真では分かりませんが、最新の状態です。(^^;
表板が少し白いまだらに見えるのは映り込みです。50年経っても塗装はほとんど綺麗なまま
です。

愛着と言ってしまえばそれだけの事かもしれません。
親から貰った当時の学卒初任給の約3か月分相当の15万円を握りしめて、当時渋谷にあっ
たギタルラ社に買いに行きました。河野15号を買う親との約束でした。途中の電車の中で
暗算してみると、15万円という金額は当時の4年分の学費と同じくらいでした。しかも自
宅通学が出来るのに無理を言って下宿させてもらったので、この費用も考えると4年間で
百万円以上かかる計算になります。1年浪人もしているので、入学祝とは言っても急に後ろ
めたくなりました。(^^;
その日ギタルラ社に置いてあった河野8号と15号全部を弾かせてもらって、納得した8号を
持って帰りました。残った7万円は黙って母に返しました。(^^;
古典ギター部に入ったら先輩が河野15号を持っていたので、少し悔しかったのを思い出し
ます。
天地真理 私の好きな1枚 その39 [日記]
この様な真理ちゃんの写真を見ていると、何が懐かしいのか分かりませんが、懐かしい気
分になります。(^^;

天地真理 「はばたけ!真理ちゃん」#3 [日記]
「赤毛のアン」完結編ゲスト西城秀樹他
前回私は「想い出のセレナーデ」に関して少しネガティブな事を書いてしまいました。
反省しております。(^^;
逆説的に言えば、私をウエットな気分にさせるほど真理ちゃんの歌が上手いという事です。
歌手「天地真理」は永遠に不滅です。(^^;
(写真は全て他からお借りしました)(順不同です)

下は9/7追加

下は9/11追加






先人の知恵 [オーディオ]
以前、MCステップアップトランスとして使っているタムラTKS-27について、1次300Ω
端子で2次160kΩ負荷が良いなどと書いてしまいました。また2SC1815MCヘッドアンプ
も半年以上聞いてきました。しかし、いずれも音質に少し違和感を感じる様になりました。
(9/10追加;悪いという意味ではありません)結局今はTKS-27の2次オープンに戻して
聴いています。9/26;また1次300Ω、2次160kΩに戻しました。迷走していますが、これ
が最も「普通の音」に感じます。
無帰還トランス結合の直熱型真空管アンプでジャズとバロックをこよなく愛した、故佐久間
駿氏です。1978年頃の写真の様です。私はこの頃だったと思いますが、車で館山のレスト
ラン「コンコルド」に行きました。無線と実験誌の佐久間駿氏の製作記事を見て、是非聴い
てみたくなったのです。

「コンンコルド」で名物と言われたハンバーグを食べながら、シゲティのシャコンヌの
レコードをかけてもらいました。スピーカーはローサー(ラウザー)のモノラル構成だっ
たと思います。アンプはその頃無線と実験誌に出されたアンプのどれかだったと思います。
記憶がもう曖昧です。(^^;
モノラルの古いレコードですが、シゲティの演奏が朗々と店内に響いたのを覚えています。
その後も沢山の製作記事を出されました。「佐久間式」アンプと呼ばれるようになりまし
た。またDL-102やDL-103をタムラのトランスで、2次オープンで使用していました。
今回つくづく思いましたが、佐久間氏は記事の中で理論的な説明はほとんど書かれないの
で、何故2次オープンが良いのか未だに私は良く分かっていません。著書「失われた音を
求めて」のタイトル通り理屈はさておき、ノウハウを積み重ねてひすら良い音でレコード
が聴ければ良いと言うタイプの人の様でした。
DL-103でTKS-27を使う時は、今回あらためて2次オープンの「佐久間式」が優れている
と思いました。
デンオンのAU-320はDL-103の出力インピーダンス40Ωに対し470Ωで受けていますが、
TKS-27の2次オープンでは1次は数kΩで受けていることになります。この辺の事は今後
色々と考えてみたいと思います。
サバレス ニュークリスタル カンティーガ プレミアム ノーマルテンション 510CRP [クラシックギター]
私の1995年製マヌエル・ベラスケスは以前はクリエイション カンティーガ プレミアム
を使って行こうと思っていました。しかし、このセットは③弦がアリアンスのカーボン弦
で、ナイロン弦用に掘られたナットの③弦の溝は約1.0mm径程度ですので、そこにカーボ
ンのアリアンスの0.84mm径の弦を通すのは如何なものかと疑問が生じました。
そこで、この約2か月は私のベラスケスに最も適していると思っているハナバッハのシルバ
ー200を張って耳をリセットしました。そして、新たに下の写真の①②③弦がニュークリス
タルのナイロン弦のセットに替えてみました。
⑥弦~④弦は⑥弦の12フレットだけ何故か+10セントで後はほぼパーフェクト(±5セント
以下)で①弦~③弦は③弦が大体±5セント程度で、後はほぼパーフェクトでした。精度は
プロアルテ並みだと思います。新品を張って4日目に測りました。
サバレス ニュークリスタル カンティーガ プレミアム

③弦がカーボンに比べてナイロンは少し音が丸くなる感じです。以前はクリエイションの
組み合わせでカーボン弦の立ち上がりの良い音に期待したのですが、全体としては大きく
変わった感じはしません。長年慣れ親しんだナイロン弦の太さには安心感があります。
サバレスなら今後はこちらのセットを使うつもりです。
先入観と言われても仕方ありませんが、私にはハナバッハは如何にもドイツ的でサバレス
はフランス的な明るい響きに聞こえます。(^^;
ハナバッハのシルバー200は大変気に入ってはいるのですが、如何せん値段が高いです。も
っと安くてベラスケスに合った音質の弦を選びたいと思っています。次はアメリカ的?な
オーガスチンのリーガル赤を試すつもりです。
最近タッチが大きく改善できたので、練習している曲もかなりスムーズに弾けるようになっ
て来ました。そうすると弦の音色が大いに気になってきます。私好みの音色でベラスケスに
合う弦を見つけたいと思っています。以前にも同じような事をしてきましたが、今回はタッ
チの改善で私の演奏方法そのものが大きく変わっているので、弦による音質、音色の違いを
楽しみながら試しています。楽しんでギターが弾けるようになったのは、奏法全般の改善が
うまくいっているのだと勝手に思っています。(^^;
左指の第3関節を意識して腕の重みを感じながら押弦するようなイメージでやっています。
約10年前の狭心症の手術以前は、楽譜1ページも弾けば疲れて休憩していました。ここ数年
では、心臓が元気になり血流も体全体にまんべんなく行き渡るようになって来たようです。
そしてタッチの改善との相乗効果で、今では一度にかなりのページ数を弾いても大丈夫にな
って来ました。
音楽をやるための「健康」の重要性を痛感しております。(^^;
補助金!? [日記]
私はこれまで知らなかったのですが、驚いた事にロックフェスティバルなるものに経済産
業省が補助金を出している事です。しかも文科省や文化庁などではなく経産省なのです。
私は昔から、反戦フォークと並んでロックバンドも反体制、反権力の音楽をやっていると
思っていました。(古すぎる考えかも知れませんが)
それが今やロックフェスティバルは観客が大量に集まるビジネスと経産省はみなしており、
経済活動の一環となっているようです。大変不適切な表現ですが、ロックミュージシャンと
言われる人達は「権力の犬」に成り下がってしまったのでしょうか。(^^;
今やメジャーな音楽ジャンルのロックなのに政府からの金を頼らなければ、設備や運営費が
出せないのでしょうか。ロックフェスティバルと銘打った単なる「興行」なのでしょうか。
なんと軟弱な世の中になったのでしょう。(^^;
とは言っても私は、今も昔もロックは好きではありませんが。(^^;
天地真理 私の好きな1枚 その38 [日記]
何か遠くを見ているような真理ちゃんです。お疲れなのでしょうか。(^^;
