ワルターのブラームス [オーディオ]
私はブラームスの交響曲では第1番が大変気に入っています。学生時代にはカール・ベーム
指揮のウィーン・フィルでブラームスのこの1番をNHKホールで聴きました。しかし、私は
ワルターの下のレコードの演奏が今も昔も最も好きです。(^^;
この前ワルターのレコードの、ベートーヴェンの運命の事を書いた時、日本コロムビア盤の
方が音が良いと書きました。しかし、良いという意味は下記のような事があるからです。
CBSソニー盤と、今回購入したCBSコロムビア(日本コロムビア)盤を比べてみると、同じ
音源なのに、一聴してCBSソニー盤の方が周波数レンジ、ダイナミックレンジ、チャンネル
セパレーショなどオーディオ的、HiFi的には遥かに優れています。
しかし、日本コロムビア盤は私には何か懐かしい音質?で、安心して音楽が聴ける様な気が
します。(日本コロムビア盤は時代を遡るので、おそらくウエストレックス社のカッティン
グマシンで真空管アンプドライブだと思いますが)
私が子供の頃父が購入したステレオで、初めてステレオ録音を聴いたのが日本コロムビア盤
のワルターの田園でした。「うわ~凄い」と思ったのを覚えています。この音が私の深層心
理の奥深くに残っているからでしょうか。(^^;
(写真は全て他からお借りしました)
下は、今回購入した日本コロムビア盤です。
下は、学生時代購入したCBSソニーのノイマンのSX68MARKⅡ盤です。ソニー自社開発
の1kW出力のトランジスタアンプでドライブされている様です。