トーレンス TD-521 メンテナンス [オーディオ]
最近レコードをかけると、キュッキュッというような音がするようになりました。どこか
壊れたのかと慌ててしまいました。
写真は、私のTD-521とほとんど同型機のTD-520です。
(写真は全て他からお借りしました)

ベルトが滑っているのかと思い、下のナガオカブランドと同規格の以前買ったノーブラン
ドのベルトに交換してみましたが異音は治まりませんでした。トーレンス純正品はもうバ
カ高くて手が出ません。B-27の規格であれば代替えとして十分に使用できます。今後は
このナガオカブランドのベルトを買い置きしておくつもりです。

TD-521のターンテーブルを外した写真です。

下は、プーリー部分を分解した写真です。
プーリーが滑っているのかと思い、思い切って下の写真と同じ様に分解してみました。

下の小さな丸い真鍮の部品が、モーターの軸の回転をプーリーに伝えるクラッチ板の様な
物です。フエルトが貼ってあるのですが、これがすり減ってスリップしている可能性があ
るので、張り替えました。これも、異音は治まりませんでした。

かなりの重さのスタビライザーを使っているので、フローティング・サスペンションの
バネが少し伸びたか縮んだかして、ターンテーブルーが擦っていると最終的に分かりま
した。
オヤイデ STB-MSX

元々ターンテーブルはスレスレの高さで、その内再調整しようと思ってほったらかして
いたのでした。(^^;
フローティング部分の高さを、付属の専用の工具で少し上げて擦らないようにしました。
もっと早く気が付けばよかったのですが、思い込みが先行してしまい、最も単純な原因
を見落としていました。(^^;
思わぬメンテナンス作業になってしまいました。ベルトの交換や、フエルトの張り替えは
その内やらないといけないと思っていたので、結果的には良かったのかも知れません。
(^^;