ブリーム 「クラシック ギターの至芸」聴いてみました [クラシックギター]
このレコードは学生時代購入した物です。ソルやジュリアーニなどの古典派の曲の演奏が
大変私好みで、特に好きなレコードです。
この前のセゴビアのレコードで、ソルの演奏が私の感覚ともう合わなかったので、口直し
にこのブリームのレコードを改めて聴いてみました。”もう”という意味は、中高生の頃は
セゴビアのレコードくらいしか聴いたことが無かったので、鵜吞みにして受け入れるしか
ありませんでした。(1枚だけイエペスのレコードを持っていましたが、まだ無知だった
頃なので10弦ギターに偏見を持っていました)
今は、50年以上ギターだけでなく色々なクラシック音楽を聴いて来たので、自分なりの
音楽のあるべき姿を持つようになり、自分好みの”音楽”(曲と演奏)だけを求める様に
なってしまいました。(^^;
(写真は全て他からお借りしました)
下の、ソルやジュリアーニの曲は、ブリームの演奏は好感が持てるのですが、古典派の
ギター曲としては限界を感じます。音楽的に、曲そのものに何か物足りないものを感じ
ます。(否定するつもりはありませんが)
ディアベルリやモーツアルトの編曲を聴くと、同じ古典派ですが、この時代のギター曲
には無い新鮮な感じがします。
曲目は
ジュリアーニ 大序曲 作品61
ジュリアーニ ソナタハ長調 作品15 ブリーム編
ソル 序奏とアレグロ 作品14
ディアベルリ ソナタイ長調 ブリーム編
モーツァルト ラルゲットとアレグロ K.Anh229 ブリーム編