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発振器 [オーディオ]

パソコン発振器WaveGeneの事をこの前少し書きました。ちょっとアンプの動作等をチェ

ックするにはWaveGeneで十分なのですが、安かったので中華製の発振器キットを買って

みました。799円でした。スペック上0~1MHzでサイン波で2V出ます。

半田付けはすぐに終わりテストしてみたら、へんてこな波形しか出ませんでした。回路図

を見ながら色々チェックしてみたら、一ヶ所基板上で導通していなければいけない所が

導通していませんでした。ジャンパー線で応急処置をしたらちゃんと発振しました。

普通の人なら返品物の大外れ品でした。(^^;


後の問題は、基板取り付けネジが短く、かつスペーサーが無いのでケースに上手く収まり

ません。手持ちのパワートランジスタの絶縁ブッシュを薄いスペーサーの代わりにして、

少し長いネジで応急処置をしました。以上で問題なく使える様になりました。


3/18追加;出力にDCが4~5V出ておりAC信号に重なっています。オーディオ用としては

不都合なので、コンデンサーで直流カットしました。

41jh1QOt71L._AC_.jpg

蛇足ですが、

Ver.1.50のWaveGeneだと0~100kHzとプルダウンメニューには書いてありますが、

実際には20kHz以上は出ません。何かやり方があるのでしょうか。(旧Vrでは0~20kHz

までしかありませんでした。)画面上では発振している様ですが。

サンプリング周波数を192kHzにしてUR22mkⅡ経由でも20kHz止まりでした。

無題wg.jpg

蛇足2

WaveGeneの面白い使い方は、有名な「ぺるけ」さんが書かれていましたが、WaveGene

を0dBでPCのボリュームもMaxにするとたいがいのPCはイヤホン端子に約1V出る事です。

私のダイナブックでも1kHzで1.04V(中華製オシロでの測定値)になります。自作のミリ

バル等の簡易的な校正が出来るのでアマチュアには大変重宝です。

   

数年前に購入した中華製オシロです。このオシロはミリバルとしてもかなり正確な電圧値

を表示します。また周波数カウンタとしても使えます。このオシロと上の発振器の組み合

わせでは、波形が見た目綺麗な範囲は約100kHzまででした。このオシロは200kHzまでと

なっていますが、波形が変形してだめでした。発振器の方はYouTubeで1MHzの波形が普

通のオシロで綺麗に出ているのを見ました。

(写真は全て他からお借りしました)

   71soSedpOaL._SL1000_.jpg

PC発振器よりずっと昔から使っていた下のラックスキットの発振器です。波形は綺麗です。

細かくアンプの特性グラフ等を作る訳ではなく、ちゃんと動いているかの確認用としては

十分なものでした。10~40kHz間で12点の周波数のサイン波が出ます。出力も3VRMS出

ますし、20dB毎のアッテネーターが便利です。

LUXKIT M-3Gは調べてみると1983年発売で¥9,000だったようです。約40年前に、発売

即購入したと記憶しています。アマチュア用としては安い測定器だったと思います。隔世

の感があります。(^^;


m-3g.jpg

最近efuさんのページが無くなってしまいました。どうされたのでしょう。

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