ケンプのベートーヴェン [音楽]
ケンプの事は大分以前にも少し書きました。学生時代来日公演を聴きに行って、ピアノ
の音色の美しさに感動したのを思い出します。その透明な音の響きは、私のピアノに対
するイメージが大きく変えられたのは言うまでもありません。レコードではあの音は聴
けないと思い込んで、レコードは買っていませんでした。
下は、後に知人から頂いた廉価版?のレコードです。(^^;
とりあえず、一番上の「悲愴」「月光」「情熱」のポピュラーなソナタを聴いてみました。
これ等のレコードは多分頂いてから初めて聴く事になります。
研ぎ澄まされた感性で一音一音奏でて行く演奏は、冷たさではなく人間の息遣いを感じま
す。これが、ベートーヴェンがこのソナタで表現したかった「音楽」だと思わされる演奏
です。(^^;
(写真は他からお借りしました)
以下は、また改めて書くつもりです。(^^;
岩手 佐々長醸造 「つゆ」と「生醤油」 [グルメ]
1月にテレビ放映から約半年後に届いた「つゆ」と「生醤油」はもう「つゆ」は無くなり
「生醤油」も残りわずかとなりました。3月15日に限定本数ですが販売が再開になりまし
た。運よく「つゆ」と「生醤油」の1L瓶が買えました。(^^;
テレビでは「つゆ」が話題になっていましたが、「生醤油」も大変美味しいです。刺身
醤油として白身魚などは実に美味く食べることが出来ます。自然の甘みを感じる醤油です。
七十の手習い その10 [クラシックギター]
いよいよ、下の教本の最後の練習曲に入りました。約1年3か月かかりました。基礎的な
シンプルな練習曲を通して、旧来の私の独学による悪いクセというか弾き方、手の形や
押さえ方、弾弦の方法等々があぶりだされました。半分ぐらいは以前から自覚していま
したが、あと半分は先生に指摘されて初めて認識した次第です。
この教本を終えたら、弾き方を矯正して行かなければなりません。どのようなレッスンを
やって頂くか悩ましい所です。(^^;
天地真理 「さよならこんにちは」 [音楽]
1975年9月発売。1975年12月発売のアルバム「小さな人生」A面の最後にも入ってい
ます。「小さな人生」は当時卒業間近の私は、真理ちゃんのアルバムを買うのもこれで
最後かなと思っていました。このアルバムのA面1~2曲目は「一枚の写真」と「レイン
・ステイション」の曲が入っています。私は真理ちゃんがレコーディングした曲の中で
名曲中の名曲だと思っています。どうしてシングル化しなかったのかと疑問に思ってい
ます。「さよならこんにちは」はこれらの名曲と並べると少しかすんでしまいます。
否定するわけではありませんが。シングルジャケットの写真は好きです。(^^;
天地真理 「初めての涙」 [音楽]
1975年5月発売。「君よ知るや南の国」のミュージカル公演に合わせて「愛のアルバム」
から約1か月後の、これまでで最速の発売でした。
ミュージカルの中の曲なので、真理ちゃんはややドラマチックに歌い上げています。下の
「夜のヒットスタジオ」の録画の歌唱は、素晴らしいの一言でしか表せません。(^^;
「夜のヒットスタジオ」で「初めての涙」を歌う真理ちゃんです。
天地真理 「愛のアルバム」 [音楽]
1975年4月1日発売でした。私は当時もうこの辺の曲を聴いた記憶がありません。そして
、当時「小さな人生」と同時に買った「天地真理ヒット曲全集」に入っている事も忘れてい
ました。数年前YouTubeで「夜のヒットスタジオ」で歌う真理ちゃんの映像を見たのが、こ
の曲を認識した最初だと思います。下の「夜のヒットスタジオ」の画像を見れば、誰が見て
も「大人の歌手天地真理」でしょう。短調で始まりサビで長調に転調するので、さほど寂し
い曲だとは思いません。当時の私から見れば、1歳しか違わないのにもっと年上のお姉さん
になってしまった気がしたでしょう。(^^;
夜のヒットスタジオで「愛のアルバム」を歌う真理ちゃん。
天地真理 「木枯らしの舗道」 [音楽]
1974年12月10日発売でした。この曲は、ヒット曲全集以外のオリジナルアルバム等には
入りませんでした。「想い出のセレナーデ」に続いてマイナー(短調)の曲です。
真理ちゃんのイメージチェンジを図ろうとしたのでしょうか。私などは大人の曲が何故マイ
ナーなのかと思ってしまいますが、当時のCBSソニーやナベプロに何か考えがあったのでし
ょうか。それともたまたま山上路夫氏の歌詞がマイナー向きの内容だったので、森田公一氏
が歌詞に合わせてマイナーで作曲したのでしょうか。良く分かりませんが。(^^;
私には、この曲辺りから真理ちゃんの大人の歌手化への迷走が始まった様に感じています。
また、人々の関心も山口百恵などへ移って行ったのでしょう。
新しく出た「ラブ・イン・ブルー」のレコードにも入っているので、今日的にい見れば
大変良い曲と言えるのでしょう。
イ・ムジチの「四季」三題 [音楽]
下は、学生時代購入したミケルッチ盤です。オケ部の友人からアーヨ盤を進められていた
のですが、近所のレコード屋にはミケルッチ盤しか無かったのでこれを買いました。
歯切れよく躍動感あふれるミケルッチ盤に対し、アーヨ盤は優雅で流麗な演奏です。
スパダーノの録画は、これらのレコードとは少し違いますが好感の持てる演奏だと思いま
す。いずれの演奏も「四季」を違う角度から曲の良さを十分に聴かせてくれます。
(画像は全て他からお借りしました)
下は、頂き物のアーヨ盤で、中央公論社・世界の名曲の1枚です。
下は数年前の来日公演を録画しました。
天地真理 私の好きな1枚 その80 [日記]
サテン生地の様な光沢のあるシックな衣装での真理ちゃん。もうたまりません。(^^;
(写真はちっちゃい私さんの所から勝手にお借りしました)
これまで、この画像の鮮明な物を持っていませんでした。ちっちゃい私さんに感謝します。
天地真理 真理ちゃんシリーズ [日記]
衛星劇場で「真理ちゃんシリーズ」を録画して、私は何故か「真理ちゃんシリーズ」を見た
記憶がほとんど無いのに気がつきました。1972年10月5日~1975年3月27日の間、毎週木
曜日19:00~19:30に放送していたにもかかわらず、真理ちゃんにかなりのお熱を
上げていた私が何故記憶が無いのか分かりませんでした。
最近、毎週木曜日19:00~の放送という事で、はたと思い出しました。学生時代はかな
りの期間家庭教師のアルバイトをしていました。それが何かの都合でずっと木曜日だったの
です。下宿に帰って来る頃には放送は終わっていました。すなわち私は当時「真理ちゃんシ
リーズ」をほとんど見る事が出来なかったのです。老化により記憶が飛んでしまった訳では
なかったので安心しました。(^^;
当時下宿代や学資などは全部親がかりでしたので、アルバイト代は全て小遣いに出来まし
た。レコードを買ったり、オーディオ機器を買ったり作ったり、ギターの楽譜を買ったり、
ベーム、ウイーンフィルなどのコンサートの切符も買えました。当時真理ちゃんのLPも6~
7枚買いましたので、これで今日まで真理ちゃんの事を忘れずにいられたのでしょう。
私はサラリーマンを引退して一時塾の講師をしていましたが、時給に換算すると塾の講師
の5倍くらいの金額だったと思います。この家庭教師の会社を紹介してくれたのは、高校の
同級生で現役で某有名大学に入っていたK君でした。彼の紹介がなかったら家庭教師のアル
バイトはやっていなかったでしょう。であれば真理ちゃんシリーズも見る事が出来たのかも
と思いますが、もはや遠い過去の出来事でした。(^^;