少しだけ小柳ルミ子のこと [音楽]
天地真理、南沙織とくれば小柳ルミ子に触れざるを得ません。(^^;
(写真は全て他からお借りしました)
小柳ルミ子の「わたしの城下町」や「瀬戸の花嫁」を聴いた時は、大変うまい人だと思い
ました。曲もいい曲でした。
私には最初演歌風に聴こえましたが、演歌とは言えないでしょう。
小柳ルミ子の歌唱力というか、歌唱技術は素晴らしいものを持っています。当時の歌謡曲
のイメージを天地真理とともに大きく変えた歌手の一人と言えるでしょう。(^^;
しかしあえて言えば、小柳ルミ子の人を突き放す様な少し冷たいソプラノより、天地真理
の人を優しく包み込むようなメゾソプラノとファルセットの歌声に私は心をひかれました。
下は学生時代ジャケットの写真に誘惑されて購入したアルバムです。小柳ルミ子のレコード
はこれ1枚しか買っていません。
「わたしの城下町」や「瀬戸の花嫁」が良すぎて、だんだんと曲が尻すぼみになって行った
ような気がします。
蛇足ですが、小柳ルミ子は私と同い年です。最近もたまにテレビで見かけますが年は取り
たくないものです。(^^;
カラヤンのブラームス交響曲第1番 [音楽]
昨年の暮れに、NHKBSで第1番~4番まで録画しました。私は昔からカラヤン嫌いでし
た。目をつむって格好つけた指揮の姿が鼻についたのです。昔テレビで見ただけですが。
今回私の一番好きな第1番を聴いてみました。カラヤンの指揮ぶりが鮮明な映像で観る事が
出来ました。なので、私は目をつぶって聴きました。(^^;
カラヤンもそれほど悪いとは言えませんでした。この録画は一応保存しておこうと思いま
した。(^^;
ショルティの第九 [音楽]
1972年の録音です。この前書いたワルターの1959年の録音から13年経っているので大変
音質が向上しています。2枚組で各面1楽章ずつのSX-74によるカッティングなので、オー
ディオ的にも納得できるレコードです。
ショルティのこのレコードの演奏は、フルトヴェングラーやワルターの第九と共に私好みの
音楽を聴かせてくれます。それぞれ当然異なった音楽表現はありますが私は好きです。
(^^;
ワルターの第九 [音楽]
1959年の録音です。米CBSレコードがワルターの多くのステレオ録音を残してくれたの
で、今日でもワルターの演奏を楽しむことが出来ます。ワルターの為に編成されたコロム
ビア交響楽団は、寄せ集めで下手だとマニアの間では言われているそうです。また、録音
を何msecかずらしたものを重ね合わせて、オーケストラの編成を大きく感じるようにして
レコード化されたのは有名な話です。
とは言っても、この九番のレコードも私には違和感なく聴けます。そして、ワルターの
「音楽」を十分に堪能できると思います。
音質は1959年録音なので、70年代録音の他のレコードと比べるとさすがに良いとは言
えませんが、仕方ないでしょう。(^^;
フルトヴェングラー バイロイトの第九 今年も [音楽]
昔は、擬似ステのレコードは邪道とマニアの間では言われていました。しかし、私が購入
するころはモノラル盤は小さなレコード屋では置いておらず、このEMIの擬似ステ盤を買
うしかありませんでした。(^^;
今年復活させた2A3無帰還差動ppアンプで今回は聴いてみました。直熱三極管の無帰還ア
ンプはこの古い録音のレコードに良く合っていると思いました。プリアンプのトーンコン
トロールは普段は使わないのですが、古いレコードでは100Hz以下を2dBほど上げてやる
と、それなりに高低のバランスが取れます。
第九の良い演奏のレコードは沢山あると思いますが、このフルトヴェングラーの演奏は
私は何度聴いても飽きることはありません。
ジョーン・バエズ 1967年日本公演ライブ録音レコード [音楽]
1967年2月の東京厚生年金ホールでの生録レコードです。下は発売されたジャケット
です。私はこのレコードは持っておらず、頂き物の白ジャケットの見本盤を持っています。
以前、ジョーン・バエズの私の持っているレコードの事は書きましたが、このレコードの
事を忘れていました。ヤフオクで上のレコードを買ってしまう所でした。(^^;
負帰還、無帰還パワーアンプの音質比較を今しているので、レコード棚を色々と物色して
いて見つけたのです。数十年前に頂いて昔一度聴いたのを思い出しました。
あらためて聴いてみると、大変録音が良いと思いました。
この一枚で、バエズの主要な曲が聴けます。日本語で歌う「今日の日はさようなら」は
日本公演のサービスでしょうか。(^^;
このレコードの録音は1967年ですが、発売は1973年です。1973年のパリ協定
により米軍のベトナムからの撤退に合わせたように発売されました。当時このレコードの
発売には色々とあったようです。
ジョーン・バエズの歌う曲の多くは反戦、プロテストソングですが、今日聴けばそういう
事を超越した音楽の力と言うものを感じます。ボブ・ディランがノーベル賞になる時代で
すから、時代も変わりました。(^^;
ジョーン・バエズの歌声は、発声技術、声量共にオペラ歌手並みです。
真理ちゃんがバエズに憧れたのもうなずけます。
ジョン・ウィリアムスのポンセ [音楽]
頂き物の、全曲ポンセのレコードです。
A面の「スペインのフォリア」による変奏曲とフーガは私なんぞには少々聞くのがしんど
いです。しかし、B面のワルツや「しおれた心」、「8か月前」、「愛する母」の小品は
良い曲で、大変心地よい感じで聴けました。
ワルツは時々練習していますが、後の3つの小品の楽譜はとりあえず「しおれた心」を
入手してみました。これ以外は入手困難なようです。
(写真は他からお借りしました)
CD等も持っていますが、私のジョン・ウィリアムスの食わず嫌い?は、なかなか直りま
せん。(^^;
天地真理 最後のシングル「私が雪だった日」 [音楽]
1983年2月発売。この曲では、松田聖子や中森明菜の時代には対抗できないでしょう。
思い切ったショートカットの真理ちゃんのレコードジャケットは良いのですが。(^^;
当時の日本の歌謡界では、女性歌手が30歳を超えて活躍するのは困難なのでしょう。
3歳若い、ユーミンくらいしか思い浮かびません。
これまで、最後期のシングルレコードには少々辛辣なことを書いて来ましたが、天地真理
の歌手生命はこの曲で終わってしまいました。この辺の当時の真理ちゃんの心境を想像す
ると、大変寂しい気持ちになります。せめて、山口百恵やキャンディーズの様な終わり方
をしてほしかったです。
天地真理 「初恋のニコラ」 [音楽]
1980年9月発売。この曲はとりあえず延命工作のために、カバー曲でお茶を濁したとしか
思えません。カバー曲はどんなに上手く歌おうが二番煎じです。ヒットした例は大変少ない
と思います。もうまともにプロデュースする人がいなかったのでしょうか。
ジュリアン&ジョン [音楽]
頂き物のレコードです。この二人が弾いているのですから上手くて当たり前です。(^^;
第1巻は特に、カルリのギター二重奏曲ト長調作品34とソルのアンクラージュマン作品
34が良いと思いました。記憶が定かではありませんが、カルリは昔、古典ギター部の誰か
が弾いていたのを思い出します。ソルも当時どこかで聴いた記憶があります。大変懐かし
い気分になりました。カルリもソルも二重奏曲として良くできた曲だと思います。
他のアルベニスやグラナドス等の編曲ものは、私はあまり好きにはなりませんでした。
以上はあくまでも私の個人的好みですので、悪しからず。(^^;
(写真は他からお借りしました)
下の第2巻は、私好みの曲はありませんでした。(^^;
私の頂き物のギターのレコードは、ほとんどある方から頂いた物です。この方は10弦ギター
を持っておられた、かなりマニアックな方でした。