天地真理 「初めての涙」 [音楽]
1975年5月発売。「君よ知るや南の国」のミュージカル公演に合わせて「愛のアルバム」
から約1か月後の、これまでで最速の発売でした。
ミュージカルの中の曲なので、真理ちゃんはややドラマチックに歌い上げています。下の
「夜のヒットスタジオ」の録画の歌唱は、素晴らしいの一言でしか表せません。(^^;
「夜のヒットスタジオ」で「初めての涙」を歌う真理ちゃんです。
天地真理 「愛のアルバム」 [音楽]
1975年4月1日発売でした。私は当時もうこの辺の曲を聴いた記憶がありません。そして
、当時「小さな人生」と同時に買った「天地真理ヒット曲全集」に入っている事も忘れてい
ました。数年前YouTubeで「夜のヒットスタジオ」で歌う真理ちゃんの映像を見たのが、こ
の曲を認識した最初だと思います。下の「夜のヒットスタジオ」の画像を見れば、誰が見て
も「大人の歌手天地真理」でしょう。短調で始まりサビで長調に転調するので、さほど寂し
い曲だとは思いません。当時の私から見れば、1歳しか違わないのにもっと年上のお姉さん
になってしまった気がしたでしょう。(^^;
夜のヒットスタジオで「愛のアルバム」を歌う真理ちゃん。
天地真理 「木枯らしの舗道」 [音楽]
1974年12月10日発売でした。この曲は、ヒット曲全集以外のオリジナルアルバム等には
入りませんでした。「想い出のセレナーデ」に続いてマイナー(短調)の曲です。
真理ちゃんのイメージチェンジを図ろうとしたのでしょうか。私などは大人の曲が何故マイ
ナーなのかと思ってしまいますが、当時のCBSソニーやナベプロに何か考えがあったのでし
ょうか。それともたまたま山上路夫氏の歌詞がマイナー向きの内容だったので、森田公一氏
が歌詞に合わせてマイナーで作曲したのでしょうか。良く分かりませんが。(^^;
私には、この曲辺りから真理ちゃんの大人の歌手化への迷走が始まった様に感じています。
また、人々の関心も山口百恵などへ移って行ったのでしょう。
新しく出た「ラブ・イン・ブルー」のレコードにも入っているので、今日的にい見れば
大変良い曲と言えるのでしょう。
イ・ムジチの「四季」三題 [音楽]
下は、学生時代購入したミケルッチ盤です。オケ部の友人からアーヨ盤を進められていた
のですが、近所のレコード屋にはミケルッチ盤しか無かったのでこれを買いました。
歯切れよく躍動感あふれるミケルッチ盤に対し、アーヨ盤は優雅で流麗な演奏です。
スパダーノの録画は、これらのレコードとは少し違いますが好感の持てる演奏だと思いま
す。いずれの演奏も「四季」を違う角度から曲の良さを十分に聴かせてくれます。
(画像は全て他からお借りしました)
下は、頂き物のアーヨ盤で、中央公論社・世界の名曲の1枚です。
下は数年前の来日公演を録画しました。
天地真理 「想い出のセレナーデ」 [音楽]
1974年9月発売の、真理ちゃん最後の紅白出場曲ですが、オリジナルアルバムは出ません
でした。アルバムは1974年6月の「恋と海とTシャツと/恋人たちの港」から1975年12月
の「小さな人生」まで1年半の間何故かアルバムが出ませんでした。しかし、1974年12月
の「天地真理オン・ステージ」にライブ録音で入りました。私は、当時「オン・ステージ」
を買っていなかったので、これに入っている事を知りませんでした。(^^;
少し寂しい曲ですが、真理ちゃんの歌唱力で聴きごたえのある曲になっていると思います。
紅白は見ていたと思いますが、レコードは1975年11月発売の「天地真理ヒット曲全集」は
当時購入していたので聴いていました。シングルレコードは数年前にヤフオクで入手しまし
た。(^^;
天地真理 「恋と海とTシャツと」 [音楽]
私には、「恋する夏の日」の「海」版の様な曲の印象が当時ありました。(^^;
「恋する夏の日」の二番煎じの感じはぬぐえません。とは言っても真理ちゃんらしい良い
曲だと思います。(^^;
下は、「アタック!真理ちゃん」の番組でこの曲を歌っている真理ちゃんです。衛生劇場
で観れると思ったのですが・・・。(^^;
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリの芸術 [音楽]
もの凄く研ぎ澄まされた感性の持ち主だと思います。ベートヴェンのソナタはそこまで
やるかと言いたくなる位の演奏です。私が言うまでも無く、非凡な才能の持ち主だと思
います。
天地真理 「恋人たちの港」 [音楽]
味わい深く港の情緒を描いた中に「二人」を置いた歌詞で、メロディーも落ち着いた感じ
で私は好きです。しかし、1974年発売のこの曲から年間ランキングベスト50には入らな
くなりベスト100どまりです。1974年は「想い出のセレナーデ」しかベスト50入ってい
ません。これ以前は全曲年間ランキングベスト50に入っていました。過去の事ではあり
ますが、ちょっと寂しいです。当時はランキングなど全く興味はありませんでしたが、今日
調べてみると何故こんな事になって行ったんだろうと大いに疑問が出てきます。
アルバムでは「恋と海とTシャツと」に収録されています。このアルバムは学生時代から
持っており、何度も何度も聴いています。(^^;
年間でベスト50位くらいに入った曲が、その年の紅白の出場当確のイメージが私にはあり
ました。「想い出のセレナーデ」だけが1974年40位だったので、ギリギリセーフだった
のでしょう。(^^;
天地真理 「空いっぱいの幸せ」 [音楽]
「恋する夏の日」の後、曲はどうなるのだろうと思ったのですが、爽やかなこの曲になって
安心しました。愛嬌たっぷりの振り付けが当時から大変印象に残っています。
このポーズは何の意味があるのかは私は知りません。衛星劇場の「とび出せ!真理ちゃん」
の録画を観るたびに、下の忍者赤影に出てくる少年忍者青影を思い出します。(^^;
モーリス・アンドレのトランペット [音楽]
モーリス・アンドレのトランペットで、クラークの「トランペット・ボランタリー」と
ヴィヴァルディの「トランペット協奏曲ニ長調」。いずれもアルマンド・ビルバウム指揮
の合奏団です。この様な曲は、このレコード以外では聴いたことはありません。勿論モー
リス・アンドレもです。
他に聴いたことが無いので、私の思い込みかも知れませんが、モーリス・アンドレのトラ
ンペットの音色が素晴らしいです。実にふくよかで、心地よい演奏です。(^^;