リパッティ グリーグ/シューマン ピアノ協奏曲 [音楽]
シューマンのピアノ協奏曲は、カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団です。このレコ
ードを買った当時はこの組み合わせを意識していませんでした。リパッティの協奏曲を聴
いてみたいと思って買ったからです。下のジャケットにはでかでかと「VON KARAJAN」
と書いてありますが。私は昔からカラヤンは好きではありませんでした。(^^;
今日改めてこのシューマンのピアノ協奏曲を聴いてみました。私の感覚ではリパッティと
カラヤンとでは、かなり性格の違う演奏家と言う先入観があります。
リパッティの演奏は、リパッティらしい演奏で、リパッティ好きの私には好感の持てる良い
演奏だと思います。録音年月はジャケットに書いてはありませんが、おそらく1947~8
年頃ではないかと思います。古い録音ですが、十分リパッティの演奏が堪能できるレコード
だと思います。グリーグもアルチェオ・ガリエラ指揮のフィルハーモニアで、リパッティの
音楽の世界に引き込まれます。私としてはリパッティの大切なレコードの1枚です。

グリーグ/シューマンのピアノ協奏曲は、数年前リヒテルのレコードを書きましたが、音楽
としてかなり味わいが異なります。音楽は面白いです。(^^;
天地真理 「ひとりじゃないの」 [音楽]
シングルは、1972年5月21日発売です。私はこの曲は真理ちゃんのシングル曲の中でも
傑作だと思っています。吠える様なエレキベースの前奏で始まります。アルバムバージョ
ンでは可愛らしいコーラスに変更した編曲です。よく考えられていると思います。
その他、シングルバージョンとアルバムバージョンでは、真理ちゃんの歌い方が多少異な
ります。この辺の事は数年前に書きました。(^^;
1972年は「ちいさな恋」、「ひとりじゃないの」、「虹をわたって」、「ふたりの日曜
日」の4曲が出されましたが、この中でこの年の紅白に選ばれたのが「ひとりじゃないの」
でした。なるほどと思う選曲でした。


アルバムは、1972年6月1日発売です。「ひとりじゃないの」は私はこちらのアルバム
バージョンの方をよく聴きます。このアルバムが、私が初めて買った真理ちゃんのレコ
ードだからかもしれませんが。(^^;

上のアルバムには、真理ちゃんのピアノ演奏のEP盤がオマケで付いています。このショパ
ンの曲の演奏は、真理ちゃんの音楽性の様なものが感じられ、共感できる私の好きな演奏
です。(^^;
天地真理 「ちいさな恋」 [音楽]
何故かこの曲は、コンチネンタルタンゴを連想してしまいます。勿論リズムは違いますが、
短調から長調への転調がこの様な連想をさせるのかもしれません。作曲が浜口庫之助氏な
のでこの年代の人は、ジャズやハワイアンだけでなく、少なからずタンゴの影響も受けて
いたと思います。コンチネンタルタンゴをヒントに作られたというのも、ありうるかもし
れません。(あくまで私の勝手な想像ですが)
(写真はちっちゃい私さん他からお借りしました)


まだあまりあか抜けていない真理ちゃんも、私は好きです。(^^;

天地真理 「水色の恋」 [音楽]
「水色の恋」は当時はあまり聴くことはなかったのですが、最近はよく聴いています。
以前からレコーディングされた真理ちゃんの歌は、譜面と少し異なる所があるので、気に
なっていました。

第3小節の4拍目の四分音符を八分音符に分解して、「た」に「たの」を当てて第4小節の
全音符の「の」に「を」を当てています。

最後の所ですが、「い」の四分音符を八分音符に分解してFFとして「いで」を当てGに
「え」を当てています。

勿論、レコディングされた上の歌詞の当て方の方が自然で、この曲の味わいにもなっている
と思います。
真理ちゃんがご自分で変えたのか、誰かの指示なのでしょうか。

ワルター モーツアルト レクイエム [音楽]
1956年放送されたORFの実況録音の音源をCBSがレコード化した物です。昔、ワルターの
ライブ録音は珍しいと思って買ってみたレコードです。
(写真は他からお借りしました)

私はこの手の曲は苦手なのですが、このワルターの演奏は十分ワルターの音楽の世界に浸れ
ると思います。(^^;
オーディオマニアとしては古い録音は音質云々になりやすいですが、録音されている音を余
すところなく再生してやるのもオーディオではないでしょうか。(^^;
ワルター モーツアルト ピアノ協奏曲第20番 [音楽]
1937年5月の録音です。ワルターが自らピアノを弾いて指揮もしている珍しい演奏です。
オーディオ的に音質をうんぬんしても仕方のない古い録音ですが、ワルターの音楽に十分
浸れるレコードだと思います。
1938年にはスイスに逃れ、1939年にはアメリカに逃れているので、戦前のウイーンフィル
での最後位の録音だと思います。
(写真は他からお借りしました)

ワルター自身のピアノ演奏を聴くと、指揮者としての音楽性もよりよく理解できると思い
ました。私が最も好きな指揮者であると再認識した次第です。(^^;
ワルターのレコードは、戦後のステレオ録音になったCBS盤ばかり聴いていますが、
古い録音にも優れた演奏が多いと思います。
シゲティを聴く [音楽]
全集ⅡのBWV1003と1004を聴いてみました。40年以上昔に、館山のレストラン「コン
コルド」で故佐久間駿氏に、当時「無線と実験」誌に製作記事を書かれていた構成で、
このレコードをかけてもらったのを思い出します。現在の私の真空管オーディオシステム
も、当時の佐久間氏のシステムに音質的には負けていないと、勝手に思っています。
(^^;
(写真は他からお借りしました)

1955年~1956年のモノラル録音です。最近レコードとCDで全曲の復刻版が出ている様
です。残念ながら、私は昔買った第Ⅱ集しか持っていません。(^^;
この全集は私が言うまでも無く、「歴史的名演」なのでしょう。私としても十分バッハを
堪能出来る素晴らしい演奏だと思います。
久しぶりに、MMのシュアーでも聴いてみました。DL-103より少し繊細さを感じます。

フルトヴェングラー バイロイトの第九 [音楽]
大昔購入した擬似ステ盤です。暮れだからと言って聴く訳ではありませんが、暮れに聴く
ことが多いです。(^^;
フルトヴェングラーの第九のレコードの中でも特に名演とされているレコードです。
今回は特に、自作のマランツ#7型のプリアンプが大変良い音質なので、この古い録音の
レコードに聴き惚れてしまいました。(^^;
(写真は他からお借りしました)

このレコードは1951年7月29日に、バイロイト音楽祭が戦後再開された第一回目の第一日目
の録音です。この録音のすぐ後の1951年11月5日に真理ちゃんが生まれたのは、何か因縁が
あるのでしょうか。という事で「天地真理オン・ステージ」も聴きました。(^^;
(写真は他からお借りしました)

どちらもライブ録音ですが、真理ちゃんのレコードを「歴史的名盤」などと言ってはいけ
ないのでしょうか。(^^;
ブルーノ・ワルターの マーラー 交響曲第5番 [音楽]
この前ブロムシュテットとN響のマーラーの第9番を録画して聴いてみました。マーラーが
少し気になるようになりました。頂き物のレコードで5番が抜けているので、ワルター盤で
第5番をヤフオクで入手してみました。ニューヨークフィルとのモノラル録音です。ワルタ
ーはマーラーの直弟子の様な人なので、マーラーの曲の演奏に期待しました。
ワルターは確か、1961年にコロムビア響と1番と9番のみをステレオ録音して、翌年亡くな
りました。従ってマーラーのこれら以外は古いモノラル録音しか残っていません。

私が最も好きなブルーノ・ワルターの演奏なので、少しはマーラーの曲に興味が湧くのでは
と思いました。とは言っても、まだまだ好んで聴こうという所までは行っていません。
(^^;
ブロムシュテットのマーラー [音楽]
95歳のブロムシュテットのマーラーの交響曲 第9番です。NHKEテレのクラシック音楽館
の録画を観ました。
私は、マーラーは滅多に聴かないのですが、このブロムシュテットとN響の演奏は何か感ず
るものがありました。マーラーの交響曲のレコードは頂き物が何枚かあるので、少し聴いて
みようと思います。(^^;
