天地真理 「恋する夏の日」 [音楽]
「恋する夏の日」は曲と振りの強烈な印象が残っています。真理ちゃんがはじけ飛んだ
感じがします。当時、この曲の後はどうするのだろうと、余計な心配をしたことを思い
出します。(^^;
ズービン・メータ サン・サーンス 交響曲第3番 [音楽]
メータ指揮ロスアンジェルス・フィルのサン・サーンス交響曲第3番「オルガン付き」
です。最低音は25Hz前後だそうです。低音のテストに昔から聴いています。
メータ35歳くらいの時の、パイプオルガンとの圧巻の演奏です。
1971年頃の録音と思われますが、当時の録音技術の高さが感じられるレコードです。
同じころのチャイコフスキー「1912年序曲」のレコードです。若き日のメータの写真
です。大砲の音が凄いです。
天地真理 「若葉のささやき」 [音楽]
1973年3月21日発売でした。歌詞が少し硬い言葉が多く、出だしは行進曲の様で、「ふ
たりの日曜日」と「恋する夏の日」に挟まれて大変地味な曲に聴こえてしまいます。シン
グルジャケットの写真も笑顔でなく硬い表情です。これではいけないと、アルバムでは
また可愛い笑顔の真理ちゃんの写真にしたのでしょう。勝手な思い込みですが。(^^;
しかし、この曲の次だから「恋する夏の日」がよけいに弾ける様な開放感のある印象の
曲に聴こえたのでしょう。
天地真理 「ふたりの日曜日」 [音楽]
「虹をわたって」から♬歩くの”よ”♬、♬二人でゆく”の”♬の様な女言葉が歌詞に出て
くるようになりました。「ふたりの日曜日」では”の”、”よ”に加えて、♬くれる”わ”♬
の様に”わ”が登場します。可愛らしい曲と女の子らしい歌詞で、真理ちゃんの魅力を引
き出しています。
天地真理 「虹をわたって」 [音楽]
業界用語で「サビ」と言うようですが、真理ちゃんの「ひとりじゃないの」から「サビ」
が「ひとりじゃないって~」とはっきりと入るようになり、この曲も「虹をラララ~」の
様に「サビ」が入っています。
「水色の恋」や「ちいさな恋」でも「サビ」がないとは言えませんが控えめな感じです。
フォークでははっきりした「サビ」がある曲は少ないと思います。真理ちゃんは「ひとり
じゃないの」、「虹をわたって」の頃からはっきりと歌謡曲アイドル路線になったと、私
は感じています。諸説、異論もあるとは思いますが・・・。(^^;
こんな理屈を書かなくても、ジャケットの写真を見ればアイドル路線は一目瞭然です。
リパッティ グリーグ/シューマン ピアノ協奏曲 [音楽]
シューマンのピアノ協奏曲は、カラヤン指揮 フィルハーモニア管弦楽団です。このレコ
ードを買った当時はこの組み合わせを意識していませんでした。リパッティの協奏曲を聴
いてみたいと思って買ったからです。下のジャケットにはでかでかと「VON KARAJAN」
と書いてありますが。私は昔からカラヤンは好きではありませんでした。(^^;
今日改めてこのシューマンのピアノ協奏曲を聴いてみました。私の感覚ではリパッティと
カラヤンとでは、かなり性格の違う演奏家と言う先入観があります。
リパッティの演奏は、リパッティらしい演奏で、リパッティ好きの私には好感の持てる良い
演奏だと思います。録音年月はジャケットに書いてはありませんが、おそらく1947~8
年頃ではないかと思います。古い録音ですが、十分リパッティの演奏が堪能できるレコード
だと思います。グリーグもアルチェオ・ガリエラ指揮のフィルハーモニアで、リパッティの
音楽の世界に引き込まれます。私としてはリパッティの大切なレコードの1枚です。
グリーグ/シューマンのピアノ協奏曲は、数年前リヒテルのレコードを書きましたが、音楽
としてかなり味わいが異なります。音楽は面白いです。(^^;
天地真理 「ひとりじゃないの」 [音楽]
シングルは、1972年5月21日発売です。私はこの曲は真理ちゃんのシングル曲の中でも
傑作だと思っています。吠える様なエレキベースの前奏で始まります。アルバムバージョ
ンでは可愛らしいコーラスに変更した編曲です。よく考えられていると思います。
その他、シングルバージョンとアルバムバージョンでは、真理ちゃんの歌い方が多少異な
ります。この辺の事は数年前に書きました。(^^;
1972年は「ちいさな恋」、「ひとりじゃないの」、「虹をわたって」、「ふたりの日曜
日」の4曲が出されましたが、この中でこの年の紅白に選ばれたのが「ひとりじゃないの」
でした。なるほどと思う選曲でした。
アルバムは、1972年6月1日発売です。「ひとりじゃないの」は私はこちらのアルバム
バージョンの方をよく聴きます。このアルバムが、私が初めて買った真理ちゃんのレコ
ードだからかもしれませんが。(^^;
上のアルバムには、真理ちゃんのピアノ演奏のEP盤がオマケで付いています。このショパ
ンの曲の演奏は、真理ちゃんの音楽性の様なものが感じられ、共感できる私の好きな演奏
です。(^^;
天地真理 「ちいさな恋」 [音楽]
何故かこの曲は、コンチネンタルタンゴを連想してしまいます。勿論リズムは違いますが、
短調から長調への転調がこの様な連想をさせるのかもしれません。作曲が浜口庫之助氏な
のでこの年代の人は、ジャズやハワイアンだけでなく、少なからずタンゴの影響も受けて
いたと思います。コンチネンタルタンゴをヒントに作られたというのも、ありうるかもし
れません。(あくまで私の勝手な想像ですが)
(写真はちっちゃい私さん他からお借りしました)
まだあまりあか抜けていない真理ちゃんも、私は好きです。(^^;
天地真理 「水色の恋」 [音楽]
「水色の恋」は当時はあまり聴くことはなかったのですが、最近はよく聴いています。
以前からレコーディングされた真理ちゃんの歌は、譜面と少し異なる所があるので、気に
なっていました。
第3小節の4拍目の四分音符を八分音符に分解して、「た」に「たの」を当てて第4小節の
全音符の「の」に「を」を当てています。
最後の所ですが、「い」の四分音符を八分音符に分解してFFとして「いで」を当てGに
「え」を当てています。
勿論、レコディングされた上の歌詞の当て方の方が自然で、この曲の味わいにもなっている
と思います。
真理ちゃんがご自分で変えたのか、誰かの指示なのでしょうか。
ワルター モーツアルト レクイエム [音楽]
1956年放送されたORFの実況録音の音源をCBSがレコード化した物です。昔、ワルターの
ライブ録音は珍しいと思って買ってみたレコードです。
(写真は他からお借りしました)
私はこの手の曲は苦手なのですが、このワルターの演奏は十分ワルターの音楽の世界に浸れ
ると思います。(^^;
オーディオマニアとしては古い録音は音質云々になりやすいですが、録音されている音を余
すところなく再生してやるのもオーディオではないでしょうか。(^^;