示野信一著「複素数とはなにか」 [お勉強]
ちょっと復習しています。(^^;
複素数が数学界で受け入れられるまでに、数百年かかったそうです。
複素数の物理や工学分野での利用は、「道具」と割り切るしかありません。(^^;
「スピン」とは何か 読み終わりました [お勉強]
電子のスピンに関する角運動量や磁気モーメントの事は、原子核の軌道を電子がまわって
いると考えれば、電磁気学を思い浮かれべれば納得は出来ます。
しかし、陽子さらには全ての素粒子がスピンをもつと書いてあります。
こうなると、原子核や素粒子の勉強をしていかないと「電子のスピン」の納得程度までは
行けません。素粒子に対する私の物理学的理解は入門レベルでしかありません。
量子力学とはなんと悩ましい物理学なのでしょう。(^^;
大変お粗末な読書感想文ですが悪しからず。
また買ってしまった 「村上洋一 編・著 「スピン」とは何か」 [お勉強]
また買ってしまいました。4月頃買って途中まで読んでほったらかしていたのを忘れてい
ました。少し私はボケて来たのかもしれません。(^^;
BLUE BACKSの2度買いは2回目です。1度目はもう数十年前です。
自分自身の戒めの為にも、今回はしっかりと読み通したいと思います。4月以降に別の本で
スピンに対する私の考え方が正しくないことが感じられたので、それを踏まえて読み返して
います。後、残り1/3で読み終わります。(^^;
J.J.サクライ著 「現代の量子力学」(上) [お勉強]
以前、この本の第1章くらいは理解したいなどと適当な事を書いてしまいました。第1章は
冒頭、シュテルン・ゲルラッハの実験から始まりますが、電子の磁気モーメントやスピンに
関しての私のこれまでの理解が怪しいことを感じました。(^^;
この後の内容も、量子力学の基礎的な所をおさらいして頭に叩き込んでおかないと読んで行
く事は私には難しいです。
最近は、ノートを取るのをサボっていましたが、今後はまた書いて行こうと思います。
基礎からやり直します [お勉強]
金原寿郎編「基礎物理学」上巻は学生時代の教科書で、実際に私が勉強した本です。力学
等が載っています。下巻は、電磁気学や相対性理論、量子力学等が学部初級向けとして載
っています。この下巻は授業ではやりませんでした。電磁気学等は他の教科書でやりまし
た。やらなかった下巻はどんな本だったのだろうと思い、10年くらい前に購入した物です。
勿論下巻の内容は、「お勉強」を始めてから他の本で勉強はしていました。
(写真は他からお借りしました)
最近、量子力学のお勉強が足踏み状態なのは、私の頭がポンコツなせいもありますが、
多くは基礎的な事をどんどん忘れてしまっているのです。そういう意味で、コンパク
トに纏まっている下巻を電磁気学も含めて一回読破してみようと思っています。
1964年第1版で古い本ですが、私が購入したのは2002年の第46版です。長年出版され
続けているのは良い教科書だからでしょうか。ハードカバーも嬉しいです。(^^;
村上洋一編・著「「スピン」とは何か」 [お勉強]
帯の「スピンがわかれば量子力学がわかる!」につられて買ってみました。(^^;
執筆者は村上洋一先生他に高エネ研の「チームわたスピ」です。「わたスピ」の意味は、
「私にスピンをわからせて!」ということだそうです。斜め読みで1回通して読みました
が、私のスピンに対するイメージは大きく修正しなければならないと思いました。
量子力学の教科書などを読む時の、副読本として使おうと思っています。
シュテルン=ゲルラッハの実験の意味が改めて良く分かった気がします。(^^;
昔、ファインマンが「量子力学を理解しているものは一人もいないだろう」と言った
そうです。人間の日常の感覚から類推するのは困難な現象を、どの様に理解して行く
のかが勉強の課題でしょう。数式が多少わかっても、その先にある物理現象が見えて
来ません。私の硬い頭では無理なのでしょうか。(^^;
私は子供の頃から、永久磁石はどうしてできるのか疑問を持っていました。中学で電磁石
を習い高校では電磁石の磁場の強さまで計算できるようにはなりました。しかし、やっと
大学の電磁気学の授業の磁場の所で、電子のスピンにより永久磁石が出来ることを習いま
した。当時はなるほどと思ったのですが、上記の本を読んだ後、当時の理解?したイメー
ジと比べると多分に不十分でした。(^^;
カムラン・バッファ著「宇宙を解くパズル」 [お勉強]
またブルーバックスですが。(^^;
ハーバードの学部1年生向けのセミナーの内容をまとめたものだそうです。表紙に「真理」
は直感に反していると書かれている様に、物理学を勉強していく上で直観に頼る事の危うさ
を学べます。「パズル」は物理学や数学のトピックスを平易な問題で、シンプルに考えさせ
る内容になっています。今後物理学を勉強していく上で、思考の方法を教えてくれる内容だ
と思います。
「パズル」の中には私が「直観」で出した結論とは異なり、え~そうなのかと言う答えが
いくつかありました。この本をよく読んで、物理学の勉強の仕方、思考の方法などをもう
一度考え直してみたいと思いました。
高校数学でわかるボルツマンの原理 [お勉強]
熱力学や統計力学は昔習ったかどうかの記憶すらもうありません。何年か前に少し勉強した
記憶はあります。もっとよく理解してみようとこの本を買ってみました。高校数学でわかる
シリーズは、大変分かりやすく良いシリーズだと思います。
北野正雄著「量子力学の基礎」 [お勉強]
京都大学の電気電子工学科3年の授業ノートをまとめたもので、PDFで公開されている
のですが、やはり私は本の方を買いました。PDF版でも少し読んでみましたが、勉強する
には紙の本の方が読みやすいです。それとPDF版は12章までしか出ていません。(^^;
この本は、私のこれまで今一つあやふやなままだった数学と量子論を結び付けの助けになる
本になって欲しいと思っています。
この本は、量子力学の本と言うよりも、量子力学を学ぶための数学の基礎の本と言う位置づ
けだと思います。電気電子工学科向けの講義なので、電気回路と対比した説明もあり面白い
と思います。
「量子力学10講」谷村省吾著 [お勉強]
半分くらい斜め読みしてみましたが、この本は帯に書いてある通りで、線形代数と量子力
学の関係が良く分かります。これまでの様に積読にはせずに、紙と鉛筆で問題も解きなが
ら、ノートも取りながら読んで行こうと思っています。大変良い本に巡り合えたと感じて
います。(^^;