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基礎からやり直します [お勉強]

金原寿郎編「基礎物理学」上巻は学生時代の教科書で、実際に私が勉強した本です。力学

等が載っています。下巻は、電磁気学や相対性理論、量子力学等が学部初級向けとして載

っています。この下巻は授業ではやりませんでした。電磁気学等は他の教科書でやりまし

た。やらなかった下巻はどんな本だったのだろうと思い、10年くらい前に購入した物です。

勿論下巻の内容は、「お勉強」を始めてから他の本で勉強はしていました。

(写真は他からお借りしました)

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最近、量子力学のお勉強が足踏み状態なのは、私の頭がポンコツなせいもありますが、

多くは基礎的な事をどんどん忘れてしまっているのです。そういう意味で、コンパク

トに纏まっている下巻を電磁気学も含めて一回読破してみようと思っています。

1964年第1版で古い本ですが、私が購入したのは2002年の第46版です。長年出版され

続けているのは良い教科書だからでしょうか。ハードカバーも嬉しいです。(^^;

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村上洋一編・著「「スピン」とは何か」 [お勉強]

帯の「スピンがわかれば量子力学がわかる!」につられて買ってみました。(^^;

執筆者は村上洋一先生他に高エネ研の「チームわたスピ」です。「わたスピ」の意味は、

「私にスピンをわからせて!」ということだそうです。斜め読みで1回通して読みました

が、私のスピンに対するイメージは大きく修正しなければならないと思いました。

量子力学の教科書などを読む時の、副読本として使おうと思っています。

シュテルン=ゲルラッハの実験の意味が改めて良く分かった気がします。(^^;


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昔、ファインマンが「量子力学を理解しているものは一人もいないだろう」と言った

そうです。人間の日常の感覚から類推するのは困難な現象を、どの様に理解して行く

のかが勉強の課題でしょう。数式が多少わかっても、その先にある物理現象が見えて

来ません。私の硬い頭では無理なのでしょうか。(^^;


私は子供の頃から、永久磁石はどうしてできるのか疑問を持っていました。中学で電磁石

を習い高校では電磁石の磁場の強さまで計算できるようにはなりました。しかし、やっと

大学の電磁気学の授業の磁場の所で、電子のスピンにより永久磁石が出来ることを習いま

した。当時はなるほどと思ったのですが、上記の本を読んだ後、当時の理解?したイメー

ジと比べると多分に不十分でした。(^^;

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カムラン・バッファ著「宇宙を解くパズル」 [お勉強]

またブルーバックスですが。(^^;

ハーバードの学部1年生向けのセミナーの内容をまとめたものだそうです。表紙に「真理」

は直感に反していると書かれている様に、物理学を勉強していく上で直観に頼る事の危うさ

を学べます。「パズル」は物理学や数学のトピックスを平易な問題で、シンプルに考えさせ

る内容になっています。今後物理学を勉強していく上で、思考の方法を教えてくれる内容だ

と思います。



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「パズル」の中には私が「直観」で出した結論とは異なり、え~そうなのかと言う答えが

いくつかありました。この本をよく読んで、物理学の勉強の仕方、思考の方法などをもう

一度考え直してみたいと思いました。

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高校数学でわかるボルツマンの原理 [お勉強]

熱力学や統計力学は昔習ったかどうかの記憶すらもうありません。何年か前に少し勉強した

記憶はあります。もっとよく理解してみようとこの本を買ってみました。高校数学でわかる

シリーズは、大変分かりやすく良いシリーズだと思います。

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北野正雄著「量子力学の基礎」 [お勉強]

京都大学の電気電子工学科3年の授業ノートをまとめたもので、PDFで公開されている

のですが、やはり私は本の方を買いました。PDF版でも少し読んでみましたが、勉強する

には紙の本の方が読みやすいです。それとPDF版は12章までしか出ていません。(^^;

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この本は、私のこれまで今一つあやふやなままだった数学と量子論を結び付けの助けになる

本になって欲しいと思っています。

この本は、量子力学の本と言うよりも、量子力学を学ぶための数学の基礎の本と言う位置づ

けだと思います。電気電子工学科向けの講義なので、電気回路と対比した説明もあり面白い

と思います。

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「量子力学10講」谷村省吾著 [お勉強]

半分くらい斜め読みしてみましたが、この本は帯に書いてある通りで、線形代数と量子力

学の関係が良く分かります。これまでの様に積読にはせずに、紙と鉛筆で問題も解きなが

ら、ノートも取りながら読んで行こうと思っています。大変良い本に巡り合えたと感じて

います。(^^;

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ワインバーグ「量子力学講義」上下巻 [お勉強]

ワインバーグの「量子力学講義」上下巻を購入してみました。

最近は、真理ちゃん、ギター、オーディオにかまけて「お勉強」が疎かになっていました。

学生時代と全く同じパターンです。(^^;

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これまで、何冊も量子力学等の教科書的な本を購入して来ましたが積読状態です。私程度

の数学力で読み通そうと思っても、当然どの本も途中で心が折れてしまいます。(^^;

この本はテキサス大学でのワインバーグの講義をまとめたものです。おそらく大学院向け

ではないかと思います。もはや学部初級程度も満たしていない私の学力では、数式にとら

われすぎると、数学の泥沼にはまってしまうので、何とか一つでも二つでも、そうだった

のかと理解できる内容が見つかれば良いと思っています。また積読が増えないことを願っ

ております。少なくとも上巻は読み通して(理解できるかは別として)みたいと思ってい

ます。(^^;


約7千円の原書です。文庫本の訳本で約3千円で読めるのは有難いと思います。(^^;

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「量子とはなんだろう」松浦 壮 著 [お勉強]

私の様な古典物理、ニュートン大先生の考え方を(質点の位置や速度など)どうしても引

きずってしまっている者を、(要は頭が固いのですが)色々な角度から量子力学の考え方

に誘導してくれる良い本だと思います。数式も必要なところはちゃんと書いて理解しやす

い説明があります。

ハイゼンベルク、シュレディンガー描像、方程式やファインマンの経路積分まで解説され

ています。また、フェルミオンである電子とプランク定数の関係の種々の解説等は、私な

んぞには目から鱗でした。

最後には、量子コンピュータの解説もあり、量子の「状態ベクトル」、「重ね合わせ」、

「絡み合い」を違った角度から考えさせられました。

しかし、私なんぞはこの本を1回読んだくらいでは、わかった等とは言えません。今後

は、この本と量子力学の教科書を対比しながら読んで行くつもりです。(^^;

数式だらけの量子力学の教科書を読んでいく上での非常に有用な本と言えます。量子力学

を少しかじって、矢尽き旗折れそうな私の様な者には良い手助けになると思います。ブル

ーバックスの量子論、量子力学関連などの本はほとんど読んでいますが、この本が私にと

って最も役に立ちそうな本だと思います。(^^;

この本は、縦書きの読み物としてではなく、横書きにするだけで、以前書いた風間洋一著

「相対性理論入門講義」の様な、学部初級の入門編の教科書になるのではと思いました。

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著者が推薦している図書で、「現代の量子力学上・下」 J.J.サクライ 著をまず上巻だけ、

早速購入してみました。(^^;

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この本は序文には、米国では大学院1年生が対象と書いてありました。日本では必ずしも

そうではないようです。とりあえず第1章の「基礎概念」は読めそうですが、また積読に

ならなければ良いのですが。(^^;


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ディラック「一般相対性理論」、「現代物理学講義」他 [お勉強]

ちくま学芸文庫は、私にとって大変ありがたい文庫本です。

ディラックの2冊を買ってみました。まだほとんど読んでいないので恐縮ですが、「一般

相対性理論」はこれで勉強というよりも、他の本で勉強した後のまとめ的に読むのが適し

ていると思います。天才的なディラックが簡潔に各項目をまとめてあり、私の様な初学者

がいきなり読むのはちょっとしんどいです。「現代物理学講義」は古本で買いました。

晩年のディラックがオーストラリアの大学での講義をまとめた本です。あまり数式が出て

こないので、私でもなんとか読めそうです。(^^;

ちなみに、ディラックの「量子力學」は本棚の肥やしになっています。(^^;

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ついでに、ランダウ=リフシッツの小教程の「力学・場の理論」も買ってみました。大教程

の「力学」、「場の古典論」は持っているのですが、積読になっています。(^^;

小教程で必要最小限の範囲を読んでみようと思いましたが、小教程でも私のレベルでは消化

不良になりそうです。(^^;

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最近は、物理の勉強もとぎれとぎれになっています。(^^;

本を読んでいて、ここは重要だ、ノートを取っておこうと、ノートを取り出すのですが、

パラパラとノートをめくっているうちに、他の本を読んで既に書いてあるという事が多く

なってきました。この10年くらいで僅か5~6冊のノートですが、重要だと思ったところ

は数式の展開計算も詳しく書いてあります。すなわち、やったことをどんどん忘れている

のです。(^^;

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「超」入門 相対性理論 [お勉強]

またブルーバックスですが。(^^;

この手の本としては、大変親しみやすい文体で分かりやすい説明です。「超」入門とはあり

ますが、ある程度の予備知識は必要です。

私としての収穫は、ミンコフスキーダイヤグラムやシュバルツシルト半径、宇宙項などの意

味が改めてよく分かった気がしました。(^^;

専門書を読み進める原動力となれば良いのですが。最近はやや戦意喪失気味です。(^^;

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私の頭の中は、ニュートン大先生の世界で凝り固まっていました。私が死ぬまでに、どれだ

け「相対性理論」や「量子力学」の世界が攻略できるでしょうか。

私は、子供の頃は物理学科に行きたいと思っていましたが、受験の頃には就職に有利だと思

って電子工学科に入りました。結局オイルショックで大差は無かったのですが。(^^;

できれば、物理学科の学部レベルまでは理解しておきたいと思っています。定性的な理解と

数式の理解の追っかけっこです。(^^;

最近は、数式の方は鉛筆が動かなくなってきましたが。(^^;



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