河野8号 糸巻増し締め [クラシックギター]
この前私の1972年製河野8号の駒等の取り換えについて書きました。しかし、ベラス
ケスと比べると何か微弱な付帯音(ビリツキ)を感じていました。そこで、糸巻のネジを
増し締めしてみました。ギヤのネジは良いのですが、小さい木ネジがほとんど全部馬鹿ネ
ジになっていました。47年前に購入して途中何度か増し締めはやって来たので、馬鹿ネ
ジになっても仕方ありません。ネジ穴を埋めて再度ネジをねじ込むのが、本来の修理の方
法だとは思います。しかし、生来のめんどくさがり屋の私としては、何かもっと簡単な方
法がないかと考えました。
(写真は他からお借りしました。私の河野8号ではありません)
そこで、木ネジに木工用ボンドをたっぷりと付けてねじ込んで、約1日乾燥させてみまし
た。恐るおそる弾いてみると、もう付帯音は感じられません。本来の音色に戻ったと思い
ます。木工用ボンドなので、いざとなれば木ネジは外せると思います。(^^;
下の写真の私の河野(大分以前の写真ですが(^^;。)がよみがえりました。覚えている
訳はないのですが、ふとこの河野を、当時の渋谷のギタルラ社で買って、下宿で初めて弾い
た時の事が脳裏をよぎりました。確か雨が降っていた日でした。(^^;
木工ボンドのメンテナンスは初めて聞きました。
私は爪楊枝を埋め込んで、馬鹿ネジを修復してます。
by 浜っ子カルメン (2019-05-23 07:38)
浜っ子カルメンさん
あくまでも私の思い付きです。(^^;
爪楊枝や木片等でネジ穴をちゃんと埋めてからやるのが本来のやり方だと思います。ボンドだとどのくらい耐久性等があるかは分かりませんが、今の所問題はありません。(^^;
by たこやきおやじ (2019-05-23 15:43)
木工ボンドも良いみたいですね。
ベラスケスも場所により使うと言っていたと思います。
私は爪楊枝をタイトボンドで埋めます。
膠を使う必要もないので,全く問題なくビビリを止めるには好適だと思います。
by Enrique (2019-05-25 14:48)
Enriqueさん
大変愛着があるので、満身創痍の私の河野ですが、お金をかけずに少しずつ調整していこうと思っています。(^^;
by たこやきおやじ (2019-05-25 21:11)