チェロのボウイング [チェロ]
先日の土曜日は、田澤先生のチェロのレッスンでした。
我ながら、左手も右手も少しずつ良くはなって来ているとは感じるのですが、どうしても譜面に釘付けになり手元を見る余裕がまだないので不安定です。両手にもまだまだ無駄な力が入ってしまいます。
この日は最後に、ボウイングの弓の圧力による音色の変化について教えていただきました。インザストリング、オンザストリング、フラジオレットです。その時は、その音色の違いに驚いたのですが、よく考えてみるとギターと同じなのだなと思いました。
インザストリング=アポヤンド オンザストリング=アルアイレ フラジオレット=フラジオレット
ギターのアポヤンドは指頭を弦に深くかけて隣の弦に寄りかかるまで弾弦します。アルアイレは弾弦時以外は弦に触りません。当然アポヤンドは深く迫力のある音になり、アルアイレは軽い音になります。ただギターのフラジオレットは素早く右手も左手も弦から離さないと音になりませんが、チェロは左手も弦に触ったままでボウイングができますので音が持続します。澄んだ綺麗な音が出せます。
自分で練習しながら、弓の圧力の違いでずいぶん音が変わるとは感じていました。C線などは弦の振動パターンが明らかに違うのがわかります。
今までは、INとONボーイングはどちらが正しいのかと疑問に思っていましたがこれでスッキリしました。しかし、まだ自由にINとONを弾き分けられるわけではありません。
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