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ウェルナー チェロ教本 [チェロ]

私がチェロのレッスンで使っている有名なウェルナーのチェロ教本です。

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ネットで調べるとこの教本は使っている人は多いようですがあまり評判がよくありません。

悪く言っている人の理由

1.宮沢賢治が大正時代、セロ弾きのゴーシュを書いていた頃から使っていたものであまりにも「古い」。

2.練習曲がつまらない。意味の無い練習曲が多すぎる。

確かにウェルナーのチェロ教本は巻頭にチェロの構え方などの基本的な記述はありますが(写真のフィッシャー版)後は何の解説も無く練習曲と練習フレーズが並んでいるだけです。

私も最初に見たときは「えー?」という感じでしたが、田澤先生のレッスンが始まると「なるほど」の連続でした。田澤先生は何故こういう練習をするのか必ず解説してくれます。初心者が当面必要な技術に絞って進んでくれます。当面必要がない練習は飛ばします。

練習曲もソロで弾くとつまらない曲が多いですが、先生との2重奏になっている曲が多く、先生と2重奏するとなかなか面白い曲が多いです。

確かに、独学には向いていない教本だとは思います。もし私がこの教本で独学でチェロの練習を始めていたらとっくにギブアップしていたでしょう。ウェルナーのチェロ教本で独学した宮沢賢治は偉いです。


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