ヴァイオリンとピアノ 記憶の彼方に [日記]
この前私の母から、私の父が私が2~3才のころだと思いますが、ヴァイオリンをやらせようと従姉の子供用ヴァイオリンを借りて私に教えたという話を聞きました。私は全く記憶がありません。
私の父は昔から趣味でヴァイオリンを弾いており、戦後まもなくは会社がストライキの時などは地方回りの歌謡ショーなどのバンドで時折アルバイトで弾いていたそうです。
家ではよくドヴォルザークのユーモレスクなどを弾いていたのを思い出します。
私にヴァイオリンを教えようとしたのですが、私が嫌がって泣き叫びどうにもならなかったそうです。
それで、ヴァイオリンをあきらめて、その後ピアノを習いに行かされました。この辺はかすかに記憶があります。「子供のバイエル」という教本を少しやったのを覚えています。最初の曲の、ドレドレド~というのだけは鮮明に覚えています。
家でも練習できるようにと足踏み式のオルガンも買ってありました。今でも実家の納戸にあります。
しかし、ピアノは近所の先生に習ったのですが、毎回母に、今日は先生がお休みとか、先生がいなかったとか言ってピューとどこかへ遊びに行ってしまったそうです。
これには、とうとう母もあきらめてしまったそうです。
今にして思えば、ヴァイオリンやピアノが弾けるようになる人生最大のチャンスを自ら潰してしまったように思えます。しかし、イヤイヤ続けていたら音楽が嫌いになってしまったかもしれません。
半世紀以上前の話です。今となってはどうにも...。
tranquilloです。
私はど田舎の出身なのでバイオリンはまるで可能性はなかったのですが、せめてピアノは習いたかったと今にして思います。
ご多分に漏れず、野球などに夢中の少年時代を過ごしたので、仮に通い出したとしても、すぐにやめていただろうなぁとは思いますけどね。
家族がみんな楽器をやるとか、仲のいい同級生が通っているとか、条件が整わないと、続けられないものでしょうね。
「小さい頃からピアノ/バイオリンをやっている」というかたを心から尊敬します。
by tranquillo (2009-04-15 22:15)
tranquilloさん
私も山口県のど田舎の出身です。(^^;
by たこやきおやじ (2009-04-16 16:29)