ヨハネス・モーザー チェロリサイタル [音楽]
火曜日のNHK Bshiの音楽倶楽部の録画を観ました。2010年の東京文化会館での収録です。
まず録画を見て驚いたのは、下のジャケットの写真のように糸巻きのC線の耳の部分というのでしょうか、が無いのです。
どうやって弦を巻いているのでしょうか不思議です。
曲目は、ブリテンのソナタと、ブラームスのソナタ第一番でアンコールが白鳥でした。
ブリテンはパスしました。(好きではありません)
ブラームスのソナタは私は昔から下の盤をたまに聴いています。ロストロポービッチとゼルキンの火花が飛ぶような演奏です。
モーザーの演奏は非常にゆったりとした、ブラームスの音楽のひだ、陰陽、静と動とでもいうのでしょうか、が感じられる演奏です。多少遅めのテンポではないかと思います。
精神的にゆったりと音楽が聴けるような時に聴くと何か感じられる音楽ではないでしょうか。
モーザーはまだ若いようなので今後が楽しみです。
上の盤はもちろんこれはこれで素晴らしい演奏だと思います。
音楽は聴く人の心のもち様で感じるものが変わるような気がします。
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