天地真理の後に聴くリパッティの「ブザンソン告別リサイタル」 [音楽]
天地真理の2枚目のアルバム「ちいさな恋・ひとりじゃないの」をUR22mkIIで
24bit/192kHzに変換しました。この前変換した「小さな人生」も再度変換し直し
ました。UR22mkIIのアナログ入力のボリュームを前より少し大きめにしたら
ピークを示すLEDが頻繁につきますが音は良くなりました。録音ボリュームは
実際に音がサチらない範囲で、大きめが良いようです。
録音時モニターして、確認で再度試聴したりしたので結局この2枚のデジタル化した
ものを何度も聴きました。天地真理の歌は何度聴いても満足できます。(^^;
(写真は全て他からお借りしました)
下の写真はリパッティのCDのジャケットですがレコードも大体同じイメージです。
リパッティのブザンソン告別リサイタルのモノラルLPを24bit/192kHzにしてみました。
このレコードも大変古い録音なので音質はいまいちでした。変換してみるとピアノの
音がかなり改善されました。古い録音のハイレゾ化は非常に有用だと思います。
もう何十年もクラシック音楽を聴いていると、音楽に感動するということを忘れて
しまいます。学生時代このレコードを買って初めて聴いたときは涙が出そうなほど感動
したのを覚えています。それから何回このレコードを聴いたのかわかりません。
私が天地真理を聴くと惚れた弱みと言われても仕方ありませんが、自然と音楽に心を
開いてしまいます。そうして、このリパッティのレコードを再び聴くと素直に音楽を
聴くことができます。
このレコードは私が書くまでもなく大変有名な名盤です。ショパンのワルツ集になって
おり、中でも第8番変イ長調(作品64の3)は特に私にはジーンと来るものがあります。
この時のブザンソン音楽祭は1950年9月16日でした。悪性腫瘍の病を押して出演して、
この年の12月2日に亡くなりました。わずか33才でした。
天地真理の生まれる1年前のことでした。(^^;
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