オーディオの迷信 アッテネーターの音質 [オーディオ]
この前作った、真空管式の差動ヘッドフォンアンプ(タムラPP出力トランス付き)のアル
プスのデテントボリューム(数十年前に購入して使い回ししていました)がそろそろ経年
劣化して来たので、取り替えようと思い色々と検討しております。
写真は東京光音製のP型アッテネーターキットです。約1万円です。
真理ちゃんのレコードを、後1mmでも良い音で聴きたいという欲求から、この際アッテ
ネーターに奮発して変えてみようと思います。しかし、1万円出して普通のボリュームと大
して変わらなかったら悔しいので少し実験をしてみました。
現在のボリューム100kΩの通常使用のボリューム位置はテスターで測って約20kΩなので、
手持ちの抵抗240kΩと68kΩをバラック配線して試聴してみました。今のボリュームの経年
劣化を差し引いても、抵抗で分圧された音の方が大変良いと思いました。オーケストラの
微弱な音や、音場空間の広がりも一層良くなり、弦の響きも自然さを増しました。
写真は100kΩのキットですが、私は250kΩ以上が欲しいので抵抗は自分で計算してバラで
買うつもりです。
P型アッテネーターで、後3mm位は鮮明な真理ちゃんの歌声に迫れそうです。(^^;
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