Delcamp先生!何故? [クラシックギター]
Delcamp版バッハのBWV996「リュート組曲第一番」のブーレの後半部分です。リピー
トの後のバスのソ、ファ♯がオクターブ上がっています。⑥弦で弾ける音をわざわざオク
ターブ上げた意図は何なのでしょうか。弾けない音をオクターブ上げるのはギターとして
は致し方ありませんが、原典をわざわざ変えてまで、このオクターブ上がった所は音楽的
に良くなったのでしょうか。
現代ギターの原典版をよく見るとバスのソ、ファ♯、レのレは元々弾けないのでオクターブ
上げてあります。Delcamp先生はこれを意識したのでしょうか。この様に考えると、Delc
amp先生の編曲も一理あります。レがオクターブ上がっているのでその前のソとファ♯も上
げて”整合性”を取ったのでしょう。しかし、私はオクターブ上げない方が好きです。
(^^;
ギター編曲でのオクターブの上げ下げは結構お気楽にやっているところがあります。セゴビアがよくやったのであまり罪悪感ないのでかもしれませんが,音域上ムリなら仕方ありませんが,もう少し配慮しても良いと思います。
by Enrique (2019-06-18 07:31)
Enriqueさん
やはり、編曲者としては自分の独自性を出したくなるのでしょう。ギターの場合、どこまで「許されるのか」は難しいところですね。(^^;
by たこやきおやじ (2019-06-18 19:44)