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BWV1006 [クラシックギター]

現代ギター社の宣伝文句にのせられてまた買ってしまいました。ティモ・コルホーネンの

編曲で、CD付きの曲集です。

この楽譜は「無伴奏ヴァイオリンパルティータ第3番」ホ長調BWV1006のヴァイオリン譜

をギター用に編曲した物でした。ほとんどヴァイオリン譜と同じです。

CDを聞いてみましたが、ギターはヴァイオリンよりオクターブ低いので、ヴァイオリンの様

な透明感や緊張感が感じられません。さらに擦弦楽器と撥弦楽器の違いによる音の出方も曲

の印象が大きく変わります。私からすれば、この様な編曲でわざわざギターで弾いても仕方

がないような気がします。コルホーネン自身の演奏は興味深いですが、やはり編曲が物足り

ません。「リュート組曲第4番」BWV1006aとして編曲されたものの方が、バス音が付加さ

れて高音が引き立ち、曲の良さがギターによっても十分表現されてると思います。好みの問

題かもしれませんが。」(^^;

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運指は少し参考になりました。曲等の解説は大いに参考になりました。(^^;


これでこの曲の楽譜集めは打ち止めにしたいと思います。(^^;

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Enrique

ヴァイオリン譜そのものはお持ちでしょうか?
ギター編曲版は色々あるので,一長一短で目移りします。
バス音がある方が良いと言うのは,同感です。ギターで弾くには,やはりリュート版が良く,ヴァイオリン版,オルガン版は参考になると思います。
むしろヴァイオリニストは,バス音や隠れた和音を勉強のためにギター編曲版を求めるのだそうです。
by Enrique (2022-03-29 12:36) 

たこやきおやじ

Enriqueさん

ヴァイオリン譜はこの曲集にファクシミリが全曲載っています。
私が昔習っていたチェロの先生も、ギター編曲版の無伴奏チェロ組曲の楽譜に興味を持っておられていたので、コピーを差し上げた記憶があります。

by たこやきおやじ (2022-03-29 13:13) 

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