ヤマハ NS110 [クラシックギター]
この数年の間に、私の1972年製河野8号の糸巻交換、ナットの交換調整、サドルの調整
等を自分で行って来ました。何とか音質的に本来のコンディションに戻ったのではと思い
ます。この楽器には私の思い入れがあるので、セカンドギターとして今後も長く弾いてや
りたいと思っています。
これまで河野には、ベラスケスに1か月くらい張ったおさがりを使用して来ました。しかし
、コンディションが良くなったので、今後は新品を張ってやろうと思いました。とは言って
も2000万円足りない年金生活者の小遣いでは、ベラスケスと河野両方に良い弦を買うのは
厳しい物があります。そこで、先入観無しで値段が安くてこれまで使った事のない弦を買っ
てみました。
サウンドハウスでヤマハのNS110は実に620円で買えました。ハナバッハ500MTは900円、
ヤマハS-10は1,170円でした。これらがダメならオーガスチン赤1,190円でいいと思ってい
ます。

先ずは上のヤマハNS110を試してみました。一言で言えばベラスケスに1か月張った
おさがりを張り直したオーガスチンインペリアル赤よりましと言えるでしょう。(^^;
何か懐かしい音に感じます。中学生の頃使っていた松岡良治にはヤマハの弦を使ってい
たからだと思います。近所の小さな楽器店にはヤマハしか置いてなかったような気がしま
す。そもそも「舶来品」の弦などその存在すら知りませんでした。(^^;
音質、音色の好みを言わなければ、十分セカンドギターの練習用として使えると思います。
ただし、甘美で哀愁を感じられるようなギターの音が好きだと言っている家内からは、何
か乾いた感じの硬い音だと言っていました。かなり不評でした。(^^;
以下の弦の事は、NS110がもったいないので1か月くらい使ってから書くつもりです。


ギター弦も最近はSET(1~6絃)の一纏め弦を買ってます。
以前は絃ごとに包装されていて4~6弦をオーガスティン、1~3弦をハナバッハのローテンションでしたが、今はアマゾンで出来る限り安いセット弦を買ってます。今回私もハナバッハSET絃ミディアムテンション500MTを買ってみした。この絃をレイモンドのギターで使ってみたいと思います。弦も以前は月一で交換していたが、今は1台のギターで約4ヶ月毎に交換している。ギターの台数が増えると絃にお金が掛かります。4か月経過した古い弦で我慢して弾いています。
by 横浜かるめん (2023-05-01 06:22)
横浜かるめんさん
私のこれまでの弦の購入履歴を調べてみると、ここ数年じわじわと値段が上がっています。円安の影響だと思います。
ヤマハのNS110はMADE IN JAPANですが、もっと国産の安くて良い弦があれば嬉しいのですが。
ヤマハのS-10はインドネシア製です。もう国内にはS-10レベルを造れる設備すら無いのでしょうか。(^^;
後、気になるのはヤマハの弦にはテンションの表示がありません。バリエーションが無いのは、コストの問題か技術の問題かわかりませんが、寂しい所です。ヤマハは高級なギターのモデルも沢山あるのに、自社のお勧めがS-10のたった1種類とは情けない気がします。
(^^;
by たこやきおやじ (2023-05-01 12:36)