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マランツ#7 [オーディオ]

写真は、名器マランツ#7型の自作の真空管式プリアンプです。

0000260M-1.jpg

2~3年前に作ったものです。回路、実装のレイアウトなどはラジオ技術誌のライターの氏家高明さんの記事を参考にしております。

ラインアンプは正常に動作しており、CDや衛星放送のハイビジョン録画など良い音で聴けます。問題のイコライザー部は発振するので放ってあります。なかなか手を入れる気になれません。どこが悪いのか考えているうちに何年もたってしまいました。

今度のゴールデンウイークあたりで何とか完成させたいと思っております。

真空管は松下の12AX7(T)と東芝の5814/Aという物を使っています。国産真空管全盛期のころの高信頼管です。マランツのオリジナルにはテレフンケンのECC83が使われていますので、差し替えて音の変化を聴いてみようと思っています。

真空管を差し替えると結構音が変化します。同じグレードの楽器同士でも音が違うように電子部品でも音が変わります。人間の耳は不思議です。


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コメント 2

風神

はじめまして
群馬に住む風神と申します。
突然の書き込み、失礼いたします。
『マランツ#7 自作』で検索していたらこちら様を見つけましたので書き込ませていただきました。

私も氏家さんの著書を見て#7のイコライザー部を作り、幸い無事に動作していましたが、最近都合で↓こんな構成したところ、条件によっては発振することがわかりました

<DENON 103R>→<昇圧トランス>→<#7イコライザー>→<入力切替SW+50kΩボリューム(アンプなし)>→<メインアンプ>

今のところ、こういう時発振します
1.ボリュームを最大近くにすると発振
 メインアンプの入力抵抗は100kなので、50kボリュームと合成されて変化し、最小33kになります。この状態で昇圧トランスとイコライザーの接続を外すと発振は止まります。
2.昇圧トランスを使わず、103Rを直接イコライザーにつないだとき発振
3.昇圧トランスを外し、カートリッジをMMに代えればボリュームの位置に関係なく発振はしない

どうやら#7はカートリッジや負荷の状態が相互に関係し、どちらか片方のインピーダンスが低くなると(変化すると?)発振するようです。また22pの正帰還が相当イタズラをしているような気がします。
氏家さんは、本機に接続するラインアンプの入力インピーダンスは50k以上が好ましい、と書いていますが、ホンネは発振にあるんじゃないかと思っています。こんなことはすでにご承知だったかもしれませんね。
私程度の知識ではこれ以上のことは言えませんが、是非解決にむけてがんばって下さい。

by 風神 (2008-03-26 22:30) 

たこやきおやじ

風神さん有難うございます。
大変参考になりました。

ナイジェルさんのHPものぞいてみて下さい。アンプはこちらの掲示板にお世話になっています。アイルトン・ヘナさんが氏家さんです。ぺるけさんもたまに出てこられます。最近書き込みが少ないので寂しいです。
今後とも宜しくお願いします。

http://www.h3.dion.ne.jp/~nigel/
by たこやきおやじ (2008-03-27 13:08) 

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