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オーディオの迷信  クロスオーバーネットワーク回路編 [オーディオ]

TANNOY DEVONなどに使われているHPD315のクロスオーバーネットワークの回路図です。

mhpd315_xover.JPG

ここで、回路の解説をするつもりはありません。HPD315の同軸2ウェイのスピーカーのクロスオーバーネットワークのクロス周波数は1kHzに設定されています。

すなわち、簡単に言いますと高音用スピーカーの低域の周波数の下限と、低音用のスピーカーの高域の上限が1kHzでクロスして上下のスピーカーの周波数特性を滑らかにつなぐのがクロスオーバーネットワークです。

昔、1kHzなどという音楽の周波数の中心付近にこんなネットワークを介すのは良くない。なだらかに繋がっていない音が聴こえると言ったオーディオ評論家がおりました。この人はきっと神のような耳を持っていたのでしょう。

確かに、可聴周波数帯域は平らな特性の方が良いですが、ネットワークにより生じる数dBの凸凹とスピーカー本来が持っている周波数特性の凸凹とを比べたらなんとも...。


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