ノスタルジー [お勉強]
下の本は、裳華房の金原寿郎編の「基礎物理学 上巻 下巻」です。
上巻は私が学生時代の教科書でした。上巻の旧版は紙のカバーを取るとクロス張りの金文字入りの立派なハードカバーの本です。
物理学の教科書は今回ファインマン物理学を全巻そろえて、斜め読みもしたのですが、ファインマン物理学は第1巻の力学から各巻は第5巻の量子力学を目指して書かれている気がしました。
私はとりあえず高校の物理のために古典物理学を勉強したいので、大学の時の教科書を引っ張り出してきたのですが電子工学科だったので「基礎物理学 上巻」をやった後は電磁気学以降は専門科目になるので個別の教科書になりました。ほとんど英語の教科書でしたので大変苦労した記憶があります。
今回下巻をそろえて教科書は裳華房の金原寿郎編の「基礎物理学 上巻 下巻」で演習書はサイエンス社の基礎物理学演習ⅠとⅡ と共立出版の詳解電磁気学演習で勉強することにしました。
下巻も紙カバーが昔と変わっていないのでクロス張りの金文字入りのハードカバーかと思ってアマゾンから購入しましたが、今日届いたので紙カバーをはずしてみましたら多少残念ですがビニール張りのハードカバーで金文字ではありませんでした。
1964年第1版で2002年第46版となっておりますが改訂は本文ではなく最後のページの裳華房の本の広告の改訂ではないかと思います。
私はハードカバーの立派な装丁の本が好きです。昔は立派な装丁の本が多かったのですが、最近はコストや実用性のために本の持つ「高尚な雰囲気」というものが失われて来ています。寂しい限りです。
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