ヘルムート・リリング指揮 NHK交響楽団の第九 [音楽]
約10年前にこのブログで録画の感想を書きました。最近この記事を見た人がいたので気
がつきました。自分で絶賛しておきながらその後一度も聴いていないのです。(^^;
保存したブルーレイディスクを探し出して聴いてみました。パナソニックのディーガで
96kHzにアップサンプリングしたものを、光ケーブルでマランツM-CR611につないで、
ヘッドフォン端子からオーディオテクニカのATH-R70xで聴いてみました。マランツの
M-CR611はハイインピーダンス470Ωのヘッドフォンも問題なくドライブします。
(写真は他からお借りしました)
圧倒的迫力を狙うのではなく、音楽を丁寧に一つ一つ積み重ねて表現していきます。素晴
らしい感性を持った人です。
第4楽章では独唱、合唱とオーケストラのバランスが素晴らしいと思います。やはりこの
録画は永久保存です。私の好きなフルトヴェングラーやワルター、この前書いたショルティ
等の第九のレコードとは大きく趣の異なる第九ですが、この演奏も名演だと私は思います。
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