2A3差動ppトランス結合無帰還パワーアンプ 試聴 [オーディオ]
今回は、カートリッジはMMのSURE M-97XEで聴いてみました。アーム SME3012-R
プレーヤーTHORENSE TD521 プリアンプは自作のマランツ#7型です。スピーカーは
TANNOY DEVONです。
父の形見の、オイストラフのメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲を聴いてみました。
モノラルの古い録音で、ウイリアムソン型のNFBパワーアンプでは何か音楽が遠くで鳴って
いる様に聞えていました。
この無帰還パワーアンプで聴くと、ヴァイオリンが前に出て音楽の躍動感も出てきたと感じ
ます。学生時代の自作の無帰還パワーアンプの音がよみがえったと思いました。永らくNFB
アンプばかり聴いて来ましたので、この音の違いは新鮮です。(^^;
(下の写真は他からお借りしました)
その他、フルトヴェングラー、ウィーンフィルのベートーベンの5番も聴いてみました。
NFBアンプの音と比べると何か中低域に音が凝縮した感じで、演奏がより一層迫ってくる
感じがします。やはり、無帰還アンプの音の方がNFBアンプより私の好みの様です。
(^^;
今後は、60~70年代の比較的新しい録音のレコードを聴いてみるつもりです。勿論、真理
ちゃんのレコードもです。また、カートリッジもDL-103で聴いてみようと思います。
無帰還アンプとNFBアンプの良し悪しは分かりませんが、音楽の聴こえ方は大きく違いま
す。