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歴史ドラマ「“英雄”~ベートーベンの革命~」 [音楽]

先週の日曜日の午後Bshiでこの映画をやっていました。写真はDVDのジャケットです。 

この映画は、音楽史的なことをほとんど勉強していない私の様な素人には大変勉強になりました。

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ベートーヴェン役はイアン・ハートという俳優です。私は全然知らない人ですが『ハリー・ポッターと賢者の石』に出ていたそうです。

1805年、ロブコビッツ侯爵邸の大広間で行われた「英雄」のリハーサル風景を主題にした映画です。

当時の楽士や人々が如何に「英雄」に驚いたかがよく分かります。第1楽章のホルンの不協和音やテンポの速さはまさに当時としては革命的だったでしょう。

最後のほうに、老いたハイドンがリハーサルを聴きにきたシーンではベートーヴェンとの世代交代を象徴しておりました。しかし、プライドが高くカッとなりやすいベートーヴェンとして描かれておりましたが、ベートーヴェンのハイドンに対する態度は非常に丁重でした。ベートーヴェンはハイドンが確立した交響曲の様式を打ち壊したにもかかわらずベートーヴェン自身はハイドンを非常に尊敬していた様に描かれておりました。

見終わってつくづく思ったのですが、何故ベートーヴェンが偉大な作曲家だったのか、こういう映画を学校の音楽の授業で見せれば非常にわかりやすのではと感じました。

以下はDVDの解説です。

ベートーヴェン・ファンならずとも、これを見れば作品への理解度が深まることは間違いありません。ピリオド楽器によるオルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティークの演奏シーンにも注目です。2003年制作。 [収録内容]「英雄交響曲」が1805年に公開初演されるのに先立ち、前年にロプコヴィツ侯爵邸で私的に演奏された日の再現ドラマ。[特典映像]キャスト・ギャラリー / ベートーヴェン: 交響曲 第3番 変ホ長調 「英雄」 Op.55(サー・ジョン・エリオット・ガーディナー指揮、オルケストル・レヴォリュショネール・エ・ロマンティークによる本DVDのための特別録音)2003年 エロイカザール(ウィーン)における収録。


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